職員募集

後期研修プログラム【総合救急部】

 救急医療コース

1. 診療科(専門領域)
救命救急センター(救急医療)
2. コースの概要
 日本救急医学会認定の救急科専門医取得を目標とした救急医療単一プログラムで、2年間の初期臨床研修修了者を対象とする。
3. 取得資格
国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)資格
救急科専門医
4. 長期目標
 
3年間で救急科専門医を取得し、救命救急センターのスタッフとして責任をもって救急診療を担うに必要な知識と診療能力を身に付ける。
5. 取得手技
 初期救急から三次救急までを包括する救急外来診療と重症患者の集中治療ができる手技の習得
6. 研修期間
3年

救急医療研修プログラム

7. 募集人数
4~5名
8. 診療科の実績と経験目標症例数
症例数の調査年度
必要な症例 1)
代表的な症例
 

主要疾患

入院数(年間)

経験目標症例数(3年間)

院外心肺機能停止

215

120

外傷

300

180

多発外傷

50

30

多発外傷以外の全身麻酔を要した外傷

50

30

重症熱傷

30

18

急性中毒

70

45

敗血症

30

18

重症内因性疾患

140

90

  重症内因性救急疾患
下記の3例以上を目標
(1)神経系疾患(2)循環器系疾患(3)呼吸器系疾患(4)消化器系疾患
(5)代謝・内分泌系疾患(6)泌尿・生殖器系疾患(7)血液系疾患
(8)免疫系疾患(9)筋・運動器系疾患(10)重症感染症
(11)特殊感染症(破傷風、壊死性軟部組織感染症)
(12)その他の外因性救急病態
下記の2例以上を目標
(1)異物、溺水、縊首(2)熱中症、低体温症(環境異常)

9.

 

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  9名、非常勤  2名
診療科研修の指導にあたる医師:8名
主として研修指導にあたる医師の氏名:定光 大海
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:32年

10.

 

コンセプト
救急科専門医を取得するために必要な知識と手技(下記)を身に付けるために十分な症例数を経験すること。
病院前救急医療に不可欠なメディカルコントロールや災害時の地域救急医療支援活動 にも対応できる能力を身に付ける。
Ⅰ必要な知識
1)救急検査
 ①救急検査の選択と評価、②救急心電図(不整脈を含む)の解読、
 ③救急画像診断
2)救急医薬品
 ①救急薬剤の使用法、②救急時の輸液・輸血療法
3)救急症候
 ①ショック、②意識障害、③失神、④めまい、⑤運動麻痺、⑥頭痛、⑦痙攣、
 ⑧呼吸困難、⑨胸痛、⑩腰・背部痛、⑪不整脈、⑫喀血・吐下血、⑬腹痛
4)重症病態
 ①集中治療管理の基本(モニタリングを含む)、②侵襲と生体反応、
 ③急性臓器不全、④体液電解質・酸塩基平衡の異常、⑤重症脳障害、
 ⑥敗血症、⑦凝固・線溶異常、⑧脳死
5)救急医療システム
 ①救急医療体制、②病院前救護
6)災害医療
 ①広域災害、②局地災害、③災害拠点病院、④DMAT、⑤災害訓練
Ⅱ必要な手技
 ①二次救命処置、②緊急気管挿管(心肺停止例を除く)、③重症外傷救命処置、
 ④外傷におけるFAST(Focused Assessment with Sonography for Trauma)、
 ⑤胸腔ドレーン挿入、⑥骨折整復・牽引・固定、⑦汚染創への創傷処置、
 ⑧中毒に対する消化管除染、⑨中心静脈カテーテル挿入、⑩動脈圧カテーテル挿入
 ⑪気管支ファイバー、⑫腰椎穿刺(腰椎麻酔を除く)、⑬人工呼吸器管理、
 ⑭緊急血液浄化
11. 一般目標
救急診療に必要な知識と技術を獲得する。
地域救急医療システムの理解を深め、メディカルコントロールにも貢献できる能力を身に付ける(ACLS、JATECなどの標準的トレーニングコースへの参加と指導資格の習得)。
12. 関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:可能
関連プログラム(内科プログラム参照)
 
内科系総合診療 救命救急科4ヶ月プログラムがある。
13. 共通領域研修について
関連領域の研修会や勉強会への参加を積極的に行う。

 救急医療研修プログラム

1. 診療科(専門領域)
救命救急センター(救急医療)
2. 研修期間
3年
3. 募集人数
4~5名
4. 短期目標
救急医療を担うための幅広い医学的知識と緊急度や重症度に応じて臨機応変に対応する診療能力の習得し、緊急を要する患者に直面したとき正確かつ適切な診断と治療が行えるよう以下の項目を目標とする。
(1)三次救急外来での初期治療および救命救急センター入院の重症患者の全身管理を中心に、重症救急患者の初期診断・治療法および全身管理の技術を習得する。
(2)内科的救急疾患に対応できる診断能力を習得する。
(3)外傷や急性腹症に対する開胸・開腹術などの外科的治療、観血的骨牽引術、穿頭血腫除去術など基本となる手術の術者を経験し、救急医療全般の外科的初期対応ができる技術を習得する。
(4) ACLS,JATECのトレーニングコースに参加する。
(5)救急救命士のoff the job trainingの役割を担うための知識と技術を習得し、地域救急医療システムの理解を深め、メディカルコントロールにも貢献できる能力を身に付ける。
5. 短期取得手技
救急外来診療および重症患者の集中治療に必要な基本的手技の習得
6. 診療科の実績と目標症例数
症例数の調査年度
必要な症例 1)
代表的な症例
 

主要疾患

入院数(年間)

経験目標症例数(3年間)

院外心肺機能停止

215

120

外傷

300

180

多発外傷

50

30

多発外傷以外の全身麻酔を要した外傷

50

30

重症熱傷

30

18

急性中毒

70

45

敗血症

30

18

重症内因性疾患

140

90

  重症内因性救急疾患
下記の3例以上を目標
(1)神経系疾患(2)循環器系疾患(3)呼吸器系疾患
(4)消化器系疾患(5)代謝・内分泌系疾患(6)泌尿・生殖器系疾患
(7)血液系疾患(8)免疫系疾患(9)筋・運動器系疾患
(10)重症感染症 (11) 特殊感染症(破傷風、壊死性軟部組織感染症)
(12)その他の外因性救急病態
下記の2例以上を目標
(1)異物、溺水、縊首
(2)熱中症、低体温症(環境異常)

7.

 

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  9名、非常勤  2名
診療科研修の指導にあたる医師:8名
主として研修指導にあたる医師の氏名:定光 大海
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:32年

8.

 

コンセプト
救急科専門医を取得するために必要な知識と手技を身に付けるに十分な症例数を経験すること。
病院前救急医療に不可欠なメディカルコントロールや災害時の医療支援活動にも対応できる能力を身に付ける。
9. 共通領域研修について
関連領域の研修会や勉強会への参加を積極的に行う。