職員募集

研修医日記(令和4年)

令和4年1月 松岡 春樹

研修医2年目の松岡春樹と申します。
当院を初期研修病院の候補に考えてくださっている学生さんたちにとって、少しでも参考になれば幸いです。

初期研修が始まり1年半ほど経ちますが、当院での研修にとても満足しています。研修に関しては、個々人のやる気に応じて忙しくも出来ますしゆとりを持つことも可能かと思います。当院上がりのレジデントの先生も多く、そうでない先生方も熱心に教育してくださるので、なんでも相談しやすい研修環境が整っています。

同期が多く研修医だけの部屋もあるため、勉強会をしたり、仕事終わりに雑談をしたりできるのも当院の魅力です。個人的には屋上にある食堂が一押しスポットです。昼休憩に日の光を浴びてリフレッシュしています。

コロナ禍で病院見学にも規制がかかるかもしれませんが、可能であれば一度見学に来ていただければと思います。その際はぜひ屋上に行ってみてください。

令和4年2月 脇 貞徳

大阪医療センター研修医2年目の脇 貞徳と申します。
マッチング前の情報収集や国試にむけてモチベーションアップのために研修医日記を遡って読んでいたことを思い出します。あと3か月で研修が終了するのかと名残惜しい気持ちで一杯です。病院見学やマッチングに向けたご参考になれば幸いです。

私が当院を志望した一番の理由は病院全体の雰囲気が温かく熱心だと感じたためです。6年生の4月に腎臓内科、6月に耳鼻咽喉科を見学しました。スタッフ、レジデント、研修医の関係性が良いことに加えてコメディカル、職員研修部の皆さん(病院見学の時もお世話になるはずですが困った時いつも助けて頂いております。)の人柄が良いという印象を受けました。実際、私が勤務をしてみてその通りでした。先輩方、同期後輩もみな穏やかな方ばかりで、本当によく相談に乗ってもらいました。大阪大学の関連病院というイメージがあるかもしれませんが、府外の大学出身の私も存分に研修ができましたので心配はいらないと思います。今後もきっとこのような雰囲気は続くと思いますし、精神的にも肉体的にも2年間しっかりと研修できる環境が整っていることが当院の強みだと思います。実際のローテートや当直については頼れる同期が執筆してくれているのでそちらを参考にしてください。

百聞は一見に如かずといいますが百見は一考に、百考は一行に如かずという続きがあるそうです。研修医日記を読んでいて見学に悩んでいる方がいらっしゃればぜひ一度当院に足を運んでみてください。見学に来た科で空いた時間があれば研修医ルーム(本館5階にあります。)に遊びにきてください。きっと温かい雰囲気の中で色々なことを聞けるはずです。

令和4年3月 榎 迪洋

大阪医療センター初期研修医1年目の榎迪洋と申します。
研修医として1年間働く中で感じた当院での研修の特徴について、簡単ではありますがお伝えできればと思います。

まず各科での研修についてですが、当院は診療科が多くそれぞれの科を比較的長い期間ローテートします。選択期間は4か月とやや短くなってしまいますが、その分自分の志望以外の科についても理解を深めることができると思います。業務量や手技への参加はある程度自分の意志で決めることができるため、忙しさの調整ができるのも良い点です。それでも大変な時はありますが、そんな時は同期・先輩が力を貸してくれるのできっと乗り切っていけるはずです。

次に当直についてですが、先輩方が書いておられるように1年目と2年目の研修医が1人ずつ当直に入っています。研修が始まってすぐは右も左もわからないことと思いますが2年目の先輩に相談しながら当直業務に慣れていくことができます。また疾患や方針について悩むようなことがあっても、レジデントの当直の先生や心当直、脳当直、救命当直の先生方もいらっしゃるので様々な分野の疾患について相談できる環境があります。コメディカルのスタッフの方々にも相談に快く乗っていただける点も魅力です。

ここまで色々話しましたが、病院の様子を知るのには見学が一番です。
当院での研修に少しでも興味がある方はぜひ一度見学に来て、当院の雰囲気を感じていただけたらと思います。研修医一同お待ちしています。

令和4年4月 上村 廉

大阪医療センター初期研修医の上村廉と申します。
あまり日記を書いたことがなく、何を書いたらいいのかわからないので、1年近く大阪医療センターで研修した中で感じたことを書いていこうと思います。

まず、ローテートについてですが、当院は選択期間が4か月で他病院に比べると短めなのが特徴です。その代わり、必修でほぼすべての内科を2か月ずつ回る機会があり、他にも外科や三次救急、麻酔科など幅広い科に触れる機会があります。私自身は1年目の4月時点で将来進む診療科がほぼ決まっていない状態でしたので、多くの診療科をしっかり回り、そのうえで自分の進みたい診療科を考えることができるこのシステムで研修できてよかったと思っています。

次に当直についてですが、当直は時間外の先生1人と研修医2人を中心に行っています。特に最初の診察や検査オーダーについては研修医がやらせてもらえることが多いです。初期対応については時間外の先生に相談した際にしっかりしたフィードバックを得られるので、毎回の当直で得られるものが多くいい環境でやらせてもらっているなと思っています。

大阪医療センターは他院と比べて初期研修医の人数が比較的多いほうだと思いますが、個人的にはちょうどいいくらいの人数だと感じています。また、広い研修医ルームもあるため仕事が終わった後とかにゆっくり話したりできるのもいいところではないかと思っています。マッチングなどで大阪医療センターを少しでも考えている方は実際に見学に来て雰囲気などを実際に感じていただけたらと思います。研修医一同お待ちしております。

令和4年5月 竹内 太郎

初期研修医1年目の竹内太郎と申します。
この1年間の研修生活を振り返って、当院で研修させていただいて良かったと感じている点を幾つか述べさせていただきます。

1) 自主性が尊重される研修環境
忙しさの観点から、研修病院を「ハイパー」「ハイポ」に分類することが多いですが、当院は「研修医の希望次第でハイパーにもハイポにもできる」と言えると思います。強制される雰囲気はありません(その分自主性が求められるとも言えます)が、「これをやりたい」という希望にはいくらでも応えてくれる研修環境だと思います。勿論、緊急性の高い疾患を扱う診療科の研修は多忙となりますが、その中で多くの事を学ぶことができます。

2) 熱心にご指導いただける環境
指導医や先輩の研修医は非常に優秀で教育熱心な方ばかりで、日々様々なことを教えてくださいます。それをもとに自分で勉強していくことで、更に理解が深まります。

3) 同期から刺激を受けられる環境
当院は研修医が1学年13人(たすきがけ含む)と多く、優秀な人ばかりです。お互いに経験した症例の情報を共有したり、勉強した内容を共有したりする中で、様々な刺激を受けることができ、モチベーション向上に繋げることができます。

4) 立地
当院は地下鉄谷町四丁目駅降りてすぐの所にある好立地です。また、梅田、天満橋、難波、天王寺といった大阪の代表的な街のほとんどが電車で20分圏内にあり、週末等の息抜きもしやすい環境です。

いかがでしたでしょうか。
本記事が、当院を研修先として考えておられる方々の参考に少しでもなれば幸いです。実際に当院に来ていただくことで雰囲気をつかむことができると思いますので、お気軽に病院見学にお越しください。お待ちしております。

令和4年6月 田中 大地

研修医2年目の田中大地と申します。
私は大阪大学出身で、当院の消化器内科を希望して初期研修医として働いております。研修医日記を見ておられる方は当院での研修を少なからず考えている人が多いと思いますので、参考になれば幸いです。

当院の研修ローテーションは、必修の期間が他の病院と比べて長いです。自由選択期間は少ないですが、将来進む進路を迷っている人にとってはとても良いと思いますし、幅広い範囲の知識や手技を身につけることができるので、進路が決まっている方でも総合力を養えると思います。また、各診療科の先生からは手厚くご指導いただけますし、気軽に相談もできる点も良いところです。

当直のファーストタッチをする点も当院の特徴だと思います。実際に救急隊から電話を受け、初期対応を行い帰宅か入院の判断を行います。必要に応じてレジデントの先生や循環器、脳の先生、救命センターの先生に相談を行います。実際に自分で重症度や鑑別などを考え、能動的に診療にあたる事ができ、成長を感じられます。困ったときはバックアップの先生が多くおられ、助けていただけるので心配はいりません。

研修医は1学年15人弱で、多い方だと思います。研修医ルームという研修医だけの部屋があるので、質問や相談など気軽にできますし、切磋琢磨できます。研修医の仲も良く、雰囲気も良いです。

ここまで色々書いてきましたが、実際に見てみないとわからないことが多いと思います。少しでも興味がありましたら、是非一度見学にいらしてください。お待ちしております。

令和4年7月 玉城 勇樹

大阪医療センター初期研修医の玉城勇樹と申します。
研修医生活1年間を終えて仕事や生活にも慣れてきましたので、当院で働くことを考えてくださる医学生のためになればと思い、今回この日記を書かせていただきます。

まず私が当院での研修で満足している点は、個人の自主性の尊重と十分なサポート環境です。将来医師として働くために自分で主体的に考えて行動する能力は必要不可欠だと思いますが、当院での研修は、縛られた環境ではなく自分がどのような研修を行いたいかを考えて働くことが可能です。そして自由度の高い研修を支えているのが、十分なフィードバックだと思います。自分が疑問に感じた点は指導医やレジデントの先生に質問できますし、日常業務や当直等で至らない点は確実に指摘していただけます。また病院全体の雰囲気も良く、コメディカルの方々ともコミュニケーションを取りやすいため、素晴らしい研修環境だと思います。

もう一つの推しポイントが研修医ルームです。とにかく広くて、快適です。当院は研修医が1学年に13人とやや多いですが、それでもあまりある広さです。設備も十分ですし、十分働いた後に休憩時間はここで思いきり休めます。同期とも仲が良く、学習した内容を共有したり、雑談したりしますが、それも研修医ルームあってこそだと思います。見学の際はぜひ一度覗いてみてください。

長々と書いてしまいましたが、研修病院の選択で一番大切なのは、結局自身の直感だと思います。私は大学の実習で当院を訪れた際に、研修病院はここだと直感しました。その選択は間違えていないと思いますし、何度でもここを選ぶでしょう。これを読んでくださった皆様が当院にご縁を感じ、研修を希望してくだされば幸いです。

令和4年8月 中村 一輝

はじめまして、大阪医療センター初期研修医2年目の中村と申します。

自分もマッチング前にこの研修医日記を見て自分の研修医生活を想像していたことを思い出します。簡単にではありますが研修医から見る当病院の研修プログラムの良さについて書いてみたいと思います。

当病院の研修プログラムの一番の特徴としては、選択期間が4ヶ月と短いところです。内科や外科を回る期間が長く、その分じっくり教えてくださいます。私の場合は消化器内科志望ですので、その分それ以外の内科を今のうちになるだけ学んでおきたいと、特に循環器内科では志望ではないのに熱心にご指導いただきました。専門性が高度化している今だからこそ自分の志望科以外の知識、経験は初期研修医のうちに学んでおきたい、そんな自分の希望を叶えてくれている病院です。

また、同期が13名とやや多めなことも特徴です。研修を始める前は特に気にしていなかったのですが、この人数が絶妙な人数だなと感じます。常にどの科にも誰かしらがローテートしているので、何かこまったことがあればまず同期に聞いてみるということができます。一方で、それぞれの科に多人数がローテートしているわけではないので症例や手技の取り合いといったことは起きません。何よりコミュニケーション能力が高く勉強熱心な同期ばかりなので、一緒に生活しているだけで自分の研修医生活を高めてくれています。

つらつらと書いてみましたが、マッチングのサイトや口コミサイトにもどの病院のこともさまざま書かれています。ただ実際に行くと少しイメージが違ったということも多いです。是非一度病院見学にいらしてください。お待ちしています。

令和4年9月 兵庫 隆司

初めまして、研修医2年目の兵庫隆司と申します。
気づけば2年間があっという間に過ぎてしまい、あと10年間くらいは初期研修医として過ごしたいな、と考えている毎日を過ごしております。

この2年間でさまざまな診療科を回らせていただき、非常に多くの患者様対応・病棟管理・手技などを経験させていただきました。そうした経験を積む中で、最も重要だと感じたことは、他職種の方々と連携をとることの大切さです。能力的にも時間的にも自分ひとりでできることは非常に限られているため、多職種連携は必須となります。毎日カルテを開いては、他職種の方々の記事を見るたびに診療が進んでいくのを実感し、ありがたみを感じておりました。

多職種連携の大切さを実感できることは当院ならではの研修の特徴というわけではないでしょうが、自分の成長や研修内容の良さよりも、この2年間の研修期間で最も強く感じたことでしたので、この場で書かせていただきました。その他にももちろんいいところはありますが、紙面に収まりきるはずもないため割愛させていただきます。他の先生方の研修日記を参照してください。

興味を持ったらぜひ電車で見学にいらしてください。駅が近いことも当院のアピールポイントですので実感してください。

令和4年10月 福田 忠浩

研修医2年目の福田忠浩と申します。
各科ローテーションの一環として9月から麻酔科研修が始まり、先生方の優しく細やかなご指導のもと日々麻酔に勤しんでいます。まだまだ外は暖かい陽射しが差しているこのごろですが、一方で手術室は感染対策のため室温が低いので風邪に気をつけなければならないなとも思います。昨年は涼しい秋の期間も短く残暑が厳しい印象でしたが、今年もそうなるのでしょうか。秋といえば紅葉。大阪医療センターからほど近い大阪城で紅葉が見られるのはもうすこし先の話ですが、趣味のランニングがてら良い鑑賞スポットを探しに行くのを楽しみにしています。紅葉は日中の寒暖差が大きいほど鮮やかに色がつくのだとか。その理由は、葉を緑色に見せているクロロフィルという色素が低温であると分解されやすく、葉の赤みが際立つからだそうです。負荷をかければ熟していくのは、人間も同じかもしれません。色々な診療科をローテートし、日々新たな課題に挑戦する中で、まだまだ至らない部分も多いながら少しずつ成長していくしかない。研修医生活も残り半年ほどとなりましたが、最後までしっかり勉強していきたいと思います。

もしこれをご覧になっている医学生のかたがいらっしゃったら、研修先候補としてぜひ当院を見学しに来てください。コロナ禍も続きますが、感染対策のうえで研修医一同歓迎いたします。

令和4年11月 本堂 方人

大阪医療センター初期研修医2年目の本堂方人と申します。
1年半程研修して実感したことをお伝えできればと思います。

当院での研修における魅力として、スタッフの先生方の人柄がとても良いということがあります。
理不尽なことを言われる場面はほとんどなく、対人関係でのストレスに悩まされにくいということは、研修を継続する上で大きな利点に感じます。加えて知識・経験豊富であり、丁寧な指導をしてくださいますので、そのおかげで自身のスキルアップにもつながります。手技に関しては先生方が監督してくださいますので安心して出来、自身のやる気と事前の勉強によってやらせて頂ける手技が広がるため、2年間で充分な経験を積むことが可能です。

他の良い点としては、業務内容が過剰でないこともあります。
各診療科での受け持ち患者数が多すぎて把握しきれないということはなく、患者一人ひとりに対し向き合うことができます。また自らのペースで仕事を進められる部分も多く、上手にやりくりして自分の勉強時間を確保することもしやすいです。

以上の2点が揃った研修病院は限られているのではないでしょうか。特に自身のペースで研修を進めたいと考えている方には、当院での研修が適するように感じます。この記事が研修病院を選ぶうえで参考になれば幸いです。

令和4年12月 山下 勇大

研修医日記をご覧いただきありがとうございます。
読者の皆さんは、当院での初期研修を検討されている学生の方が多いかと存じます。当院での初期研修についてご紹介させて頂きます。人数やローテートなど、基本的な情報はHPの募集要項をご覧ください。

当院での研修の最大の特徴は、「自分のしたい研修ができる」ということです。必須ローテートがやや多く、選択ローテート期間は4か月と他院と比較して多くはないと思います。しかしながら、自分がこれをやりたいという希望に対して先生方が丁寧なご指導のもと応えて下さる環境があります。これは強制的なものではなく、自主性に任されるものです。熱意、目標を持てばもつだけ成長することができる研修だと感じます。(自分ができているかは別として…笑)

またもう一つの特徴は、素晴らしい同期、先輩後輩の研修医です。研修に対し前向きな人ばかりで、研修医に割り当てられた研修医ルームではおもしろ話から自分の経験した症例の共有、相談などをしており刺激を受けることができ、非常に楽しく研修生活を送ることができます。同期の人数は多く、志望科や性格、趣味・嗜好が多種多様で、これも楽しい研修を送るうえで大切なことだと感じています。

立地も素晴らしいです。電車での大阪各地へのアクセスも良く、すぐ横には大阪城や難波宮跡地があり、大阪城は四季折々の姿を見せてくれます。当直明けは大阪城周辺を散歩したり、市内各所のランチへ行ったりすることがすぐできるのも、福利厚生の一部としておすすめポイントです。

ここまで「素晴らしい」ばかり書いてきましたが、当院では有意義な初期研修をすることができます。百聞は一見にしかず、稚拙なご紹介ではありましたが、当院での初期研修に興味を持ってくださった学生の皆さんはぜひ一度見学にお越しください。研修医一同、お待ちしております。