女性医師の皆さんへ
大阪医療センター 放射線診断科 部長 栗山啓子

大阪医療センター西門にミモザ(房アカシア、銀葉アカシア)の木があります。早春に地味ですが黄色いかわいい花が咲きます。女性に人気のオレンジ・ジュースで作るシャンパン・カクテルのミモザのミモザです。“大阪医療センター女性医師の会”をミモザ会とネーミングし,情報交換の場として活動しています。ミモザは木に咲く花で、バラ、カトレアほどのオーラはありませんが、温かみのある花です。
大阪医療センターは大阪市中央区の文字通り大阪のど真ん中にありますが、桜、ツツジと春は百花繚乱、夏は大木の緑がまぶしい素晴らしい環境にあります。
私は当院の女性医師の長老の一人で、前副院長である山崎麻美先生の後任で大阪府医師会の男女共同参画検討委員会(上田真喜子委員長)の委員として、女性医師支援ワーキンググループと連携してメッセンジャー役をしています。
女性医師支援の多くは保育が重点となります。当院では女性医師の子育てと仕事の両立支援として、待機児童のない院内保育所、院内での病児保育と柔軟な就労形態の選択を提供しています。柔軟な就労形態とは、具体的には子供が小さい時の一定期間は、残業免除、当直免除または回数軽減、短時間勤務などを提供することですが、もちろん所属する診療科の科長との相談が必要です。
“男女共同参画”とはGender Equalityの官僚的意訳で、医学の教育・研究・診療において、男性医師と対等のキャリアアップができるように育成策や支援策を提言し、その推進につとめることを今後の課題としています。さらに病院や大学では、女性医師のキャリア形成と昇進に関して、男性医師と同一の機会、男子医師と同一の評価・待遇を実行するように努めることが目標になります。
女性医師の30歳代は専門医取得やキャリアアップにも大事な時期で、フルタイム勤務を無理なくできることが理想ですが、個々の女性医師を取り巻く環境が多様であり、本人の価値観、人生観により就労形態を選択できる自由が大事だと思っています。
職場復帰を考えている女性医師がこのホームページを見て、一歩前に進む機会となれば幸いです。

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