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メールマガジン「法円坂」No.191(2017/4/17)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今年の桜の咲き始めは例年より遅く、4月11日の当院の附属看護学校の入学式
を祝うかのように西門の桜は満開となりました。本年も意欲ある80名が看護師
をめざして新たなメンバーとして加わりました。
昨年度は大きな人事の交代や病院更新築予定地に遺跡が発見されたり、色々
とありましたが、今年度はどんな年になるでしょうか?それでは、平成29年度
メルマガ第1号をお届けします。
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メールマガジン「法円坂」No.191(2017/4/17)
(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
・院 長 是恒 之宏 です
・総合診療部部長新任の御挨拶
・「第6回 支えあいの輪 がんと向き合い支えあいの輪を広げよう」
テーマ『がんとお金と仕事と私』を開催しました
・大阪医療センターボランティアグループより
平成29年度ボランティア活動参加へのお誘い
・看 護 の こ こ ろ
・研 修 医 日 記
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院 長 是恒 之宏(これつね ゆきひろ) です
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入職式あいさつ
4月に新しく当院採用あるいは異動となった職員を前に挨拶を行いました。
はやいもので私も当院の院長になって1年になります。当院のモットーと採用にあ
たって伝えたいことを話しました。以下はその内容です。
皆さん、おはようございます。院長の是恒です。
本日、入職された方々の中には以前当院に居られた方もおられると思いますが、多
くは新採用ですので、まずは当院のモットーについてお話します。
当院のモットーは3枚の葉で表されています。正しく、品よく、心を込めての3
つです。これは皆さんのネームカードにも書かれていますので、時折見て思い出し
てください。
まず、正しく、は正しい知識、技術、医療を示します。医療に関して言えば、多
くの疾患治療ガイドラインがあります。ガイドラインを勉強することはもちろん大
事ですが、それがすべてではありません。もともとガイドラインのもととなってい
る多くは大規模臨床試験の結果ですが、ある意味この結果はいろいろな合併症を有
さない患者さんのチャンピオンデータです。患者さんにはそれぞれの個人差があり、
ガイドラインがすべてあてはまるとは限りません。患者さんごとにガイドラインの
治療やクリティカルパスが適切かどうかを考える必要があります。
品よく、というのは少し言葉が理解しにくいかもしれませんが、医療倫理を指し
ています。医療倫理の4原則は、自律尊重原則、無危害原則、善行原則、正義原則
からなります。
3つ目の心をこめて、は、心を込めて診療し患者ケアにあたる、熱意が伝わって
闘病心を鼓舞できるような医療人をめざす、ということです。ロゴマークはこのモ
ットーを表し、正しく(青)、品よく(緑)、心をこめて(赤)の葉を重ねたもの
です。それぞれの職種ごとに、このモットーがどのようにあてはまるかを考えてみ
てください。
さて、先日大原美術館館長高階さんの講演を聞く機会がありました。「日本人に
とって美しさとは何か」がテーマでした。そのなかで西洋の美と日本の美を対比し
ながらお話になりました。清少納言の時代、日本人は小さいものを愛で、これを美
しいと表現しています。いまは、可愛いと言いますね。ヨーロッパでは逆に大きい
ものが美しいとされてきました。紫式部は清らかなるもの、嫌なものがないものを
美しいと表現し、これは倫理的価値観に通ずるものです。躾という字は、身体が美
しいと書きますがこの字は日本で作られた漢字だそうです。我々のモットー、正し
く、品よく、心をこめて、はこの日本の美そのものではないでしょうか。また、絵
画を見ても西洋と日本では大きく異なります。西洋画は画面すべてを埋め尽くし、
すべてを表現するのに対し、日本画は必要なものだけを書き余白がある、それで全
体を想像させる、なるほどと思うところがあります。これを病院にあてはめてみま
しょう。患者さんは、対応した個人個人をみてその病院全体を評価します、想像し
ます。その印象がよければ、病院全体の評価もあがりますし、逆に印象が悪ければ
全体の評価が下がります。紹介された開業医の先生にそれが伝わり、波及効果は大
変大きくなります。お一人お一人が大阪医療センターを代表する大使であるという
ことを自覚してそれぞれの場で頑張って頂きたい。これが本日皆さんに伝えたいメ
ッセージです。
今日から共に働けることを大変うれしく思います。入職された方々を歓迎します
とともに当院での活躍を大いに期待しています。以上、入職式の挨拶といたします。
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総合診療部部長新任の御挨拶
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総合診療部部長 中島 伸
この4月1日から総合診療部部長を引き継ぎました中島伸です。御挨拶を兼ねて、
簡単な自己紹介をさせていただきます。
私は1984年に大阪大学医学部を卒業し、麻酔科、集中治療部で研修した後に脳
神経外科教室に入局いたしました。その後、数年間の修行と脳神経外科でのチー
フレジデントを終えた後に放射線科出向、米国留学、救命センター出向を経験い
たしました。再び脳神経外科に戻り、2002年から現在の大阪医療センターに勤務
しています。
私が総合診療に興味を持ったキッカケは、脳神経外科外来です。私の場合、「
脳腫瘍があるので手術して下さい」とか「脳動脈瘤をクリップして下さい」とい
う患者さんの受診はごく少数に過ぎません。それよりも遥かに多くの患者さんが、
頭痛、めまい、物忘れ、不眠、手足の痺れなどを訴えて受診されます。このよう
な患者さんをいちいち内科や耳鼻科や整形外科に紹介するよりはその場で診断・
治療してしまった方が効率的な気がして自分なりに勉強を始めました。
2006年からは自分自身の研鑽もかねて研修医症例検討会(別名、寺子屋)を開
始しました。週に1〜2回、困った症例や教育的な症例をもちよって皆で検討する
会です。寺子屋が終わったらそれをまとめ、院内メールで全職員に送るようにし
ました。このメールには通し番号をふっているのですが、先日で695回になりまし
た。
当院の総合診療部では、主として何科に行ったら良いのかよく分からない症状
をもった患者さんに対応しています。つまり患者さんに対して間口の広い診療科
を謳っています。また、総合診療部のメンバーも多彩で、常勤医師のみならず非
常勤医師、研修医、診療看護師など、様々な人が色々な形態で働いています。す
なわち働く人にとっても間口が広いのだ、と私は宣伝しています。
一般に総合診療は内科か救急出身の先生が担当することが多いのですが、脳神
経外科出身者がどのくらいできるものか、というのもまた興味のあるところです。
これからも診療を楽しみつつ勉強を続けていきたいと思います。
皆様、よろしくお願いいたします。
※総合診療部は月曜から金曜の午前中、毎日外来をしております。どうぞ遠慮な
く紹介・受診してください。
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「第6回 支えあいの輪 がんと向き合い支えあいの輪を広げよう」
テーマ『がんとお金と仕事と私』を開催しました
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「支えあいの輪 がんと向き合い支えあいの輪を広げよう」
実行委員長 廣常 秀人
平成29年 3月18日、「第6回支えあいの輪 がんと向き合い支えあいの輪を広
げよう」が開催されました。この会はNPO法人キャンサーリボンズの後援で平成22
年1月11日に第1回が開かれ、回を重ねてきました(NPO法人キャンサーリボンズ
については前回の「メールマガジン『法円坂』」をお読みください)。がん患者さん
やご家族、ご友人を支えあう場として集えるよう、全員が双方向で参加できるよう
に、歌、笑い、などをテーマに開催してまいりました。
第6回は趣向を変え、『がんとお金と仕事と私』と題し、働く人々ががんを患った
ときに生じる、休職、失職、復職、経済的保障などの問題をテーマとしました。
第1部と第2部に分かれ、第1部は特定社会労務士 関 孝子先生に「がんとお
金と仕事と私」という演題で講演いただきました。関 孝子先生は、がんと仕事の
問題に関わって来られ、NHK大阪「おはよう関西」、朝日放送「キャスト」、毎日放
送「ちちんぷいぷい」に出演され、朝日新聞「この人にききたい」で紹介されたこ
とがあり、産経新聞には毎月最終水曜日に関連記事が掲載されているそうです。
日本国民の2人に1人ががんに罹ることはよく知られたお話ですが、「3人に1人
は就労可能年齢で罹患」というところからお話は始まりました。仕事を持ちながら
悪性新生物で通院している人々が男性で14.1万人、女性で18.1万人、実に30万
人を超えるという数字を挙げられました。がん罹患後の就労状況の変化を調べた調
査では、依願退職30%、転職17%、解雇11%などと大多数の人々が同じ職場には
留まれないことを示されました。
このようにがん患者と仕事の厳しい関係をまず示された上で、「特定社会労務士
と?」という解説から始められました。「社会保険労務士法」に基づく試験に合格
した国家資格者「労働・社会保険に関する法律、人事・労務管理の専門家」で、「
人の採用から退職までの労働・社会保険に関する諸問題、年金の相談などを業」と
し、全国に約4万人、大阪府下に約4千人おられるそうです。
次に社会保障制度のお話に移り、1.傷病手当金、2.高額療養費、3.障害年金(障
害基礎年金、障害厚生年金)の3つについて、非常に詳しく説明下さいました。
特に、傷病手当金と障害年金は、開始日や認定日、計算方法など1度聞いただけ理
解するのはなかなか難しく、もしもがんになったときに早いうちに知っておかない
と、得られるものも得られない可能性があるかもしれないと思われました。
そして、休職前・休職中の注意点、復職の仕方、仕事と治療の兼ね合いや両立の
させ方についてもお話くださいました。
ご講演は、役立つ情報を少しでも多く提供することを願われて、実践的で実に濃
い内容を1時間にわたって熱く語ってくださいました。
第2部は、参加者がお茶をしながら私たちいろいろな職種のスタッフも加わり、
自由に話せる場を提供しようと「がんサロン」を開設し、同時に第1部を受けて、
関 孝子先生の相談ブース、当院MSWによる相談ブース、当院看護師による相談ブ
ースの3つに分けて個別相談会を設け、さらに希望者には、資生堂ビューティセラ
ピストの方々による「いきいき美容教室」「身だしなみサロン」「ハンドケア&ネイ
ル教室」を開きました。個別相談会には熱心な相談が続き、他では和気あいあいと
会は進み、好評裏に終えることができました。
「支えあいの輪 がんと向き合い支えあいの輪を広げよう」は、これからも皆さ
まのご希望に沿えるような会にしていきたいと思っております。
皆さまのご意見をお待ちいたしております。
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大阪医療センターボランティアグループより
平成29年度ボランティア活動参加へのお誘い
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ボランティアコーディネーター
藤本 和彰
私たちのボランティアは平成9年(1997年)1月に導入され、21年目を迎え
ました。導入後「法円坂」「音楽」「患者情報室」「園芸」を初めとする多くのボラ
ンティアグループに参加していただいています。
各ボランティアグループの名称と主な活動内容は、次のとおりです。
(1)「法円坂」:初診・再診手続きの補助、外来・入院患者さんへの院内案内、車
椅子移送介助、リネン類の縫製および補修、玄関用車椅子・台車(カート)の維持
整理、音楽コンサートの共催、医療通訳(英語・中国語等言語通訳および手話通訳)
(2)「音楽」:年3回、コンサートを開催(サマーコンサート・オータムコンサー
ト・クリスマスコンサート)
(3)「生花」:玄関フラワースペースの飾り付け
(4)「患者情報室・リボンズハウス」:図書・体験談・インターネット等での医療
情報提供、患者サロン、タオル帽子・布ぞうり作成教室
(5)「園芸」:院内外での環境緑化、合い言葉は“花と緑いっぱいの病院を”
(6)「綿の花 えほんの会」:絵本読み、人形劇、パネルシアター、エプロンシア
ター、ペープサート、貸し出し文庫、小児科クリスマス会参加
(7)「絵本サークル どんぐり」:絵本読み、パネルシアター、エプロンシアター
紙芝居、ペープサート、手遊び、貸し出し文庫、小児科クリスマス会参加
(8)「栄養管理室」:栄養事務補助
など、多種多様の活動が多くのボランティア・職員・関係者の皆さまのご支援ご協
力により、継承されています。
※詳しくは大阪医療センターボランティアホームページをご覧ください。
・ボランティアホームページ → http://www.onh.go.jp/volunteer/
当院のボランティア活動をサポートする組織には、「ボランティア運営委員会」
と「ボランティア支援室」の2本の柱があります。また、日々の諸問題がタイム
リーに処理できるようにと、ボランティア支援室の中に「支援室連絡会」が設け
られています。これらの組織により、患者さん・ボランティア・病院との三者共
同での活動が円滑に運営されています。
また、ボランティア皆さんの懇親の場として、年1回ボランティア総会が開か
れています。職員皆さんからの労いや、「表彰式」が執り行われます。
このほか、ボランティア活動保険の加入や、定期健康診断・インフルエンザ予
防接種を受診していただくなど、ボランティア活動がより安全で、安心してでき
るよう取り組んでいます。
ボランティアのさりげない表情や、やさしいまなざし、言葉かけが、心に不安
を抱きながら病院を訪れる、患者さんやご家族の気持ちを和らげ、心地よく受診
していただくための癒しの時間になっています。
時には患者さんの対応に苦慮することもありますが、「ありがとう」「助かりま
した」「ご苦労さま」など、患者さん・ご家族・職員皆さまからの、こころ温かい
お声掛けに元気をいただいています。「今日も、明日も、明後日も、この私たちを
待っていてくださる人たちがいる」ことが嬉しいのです。
また、社会の一員として、ボランティア自身が活動を通じ、人間的に成長できる
ことを願っています。近未来の超高齢化社会を人間らしく生きるために、ボランテ
ィア活動に参加することで得るものはとても多く有り、大切なことと考えています。
平成28年度大阪医療センターボランティアグループ全体の活動実績は、活動延
べ人員:1230人、活動延べ日数:2229日、活動延べ時間:7042時間で
した。また、お一人がボランティア活動1000時間を達成され、日本病院ボラン
ティア協会・2016年度・ボランティアの集い(平成28年10月26日開催)
にて表彰されました。当院ボランティア35名(累計)が達成しています。
新年度(平成29年度)を迎えた大阪医療センターボランティア活動は、8グル
ープ・96名(但し、単発活動の音楽ボランティアの人数を除く)で始まりました。
『ボランティアの高齢化』という課題を抱えながらも、新メンバーを加え活動がよ
り充実したものとなるよう歩んで参ります。
「ボランティア活動をしてみたい!」「なにかお手伝いしたい!」「何か私にも出来
ることがあるのでは!」と思っていらっしゃる方は、どうぞお問い合わせください。
・管理課ボランティア担当 TEL:06−6942−1331(代表)
・ボランティアホームページ → http://www.onh.go.jp/volunteer/
また、外来診療棟1階 ボランティア室に、ボランティアコーディネーターがいます
ので、是非、お訪ねください。
「私たちと一緒に活動してみませんか!」心よりお待ちしています。
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看 護 の こ こ ろ
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外来 馬場 奈央
春の日差しが暖かく感じられるようになってきましたが、皆様いかがお過ごしで
しょうか。新年度を迎えるこの季節、看護師となり働き始めたころの初心を思い出
すことがあります。今回はその初心の看護についてお伝えしようと思います。
私は看護学生のころからがん患者さんの支えになりたいと思い、がん看護教育が
整っている当院への就職を希望し、現在看護師12年目となります。看護師となって
1年目のころは日々の看護を行うことで精一杯でしたが、ある患者さんとの出会い
により看護の大切さについて改めて考えるきっかけとなりました。その患者さんは
食道癌の再発治療のため入院しており、抗がん剤治療を繰り返し行っていました。
食事や入浴などの日常生活は1人で可能であったため、大きな問題なく入院生活を
過ごしているようにみえましたが、ある日その患者さんから「私はもう手術ができ
ないから先生や看護師さんから見離されているんじゃないかな」と言われました。
私はなぜ患者さんがそのように感じたのかがわからず、その場は「そんなことない
ですよ」とだけ返答し、後から振り返りました。私が働いていた病棟は消化器外科
病棟であったため、がんに対して手術を受ける患者さんが多く入院しており、医師
や看護師は手術後の患者さんの部屋へ行き関わる時間が多くありました。そのよう
な状況から、手術を受けていないあの患者さんは孤独感を感じてしまったのかもし
れないと思い、医療者はどの患者さんにも同じ思いで関わっていることを伝え、で
きるだけその患者さんのもとを訪室しました。今までの治療経過などの話を聞き、
その患者さんが前に受けていた抗がん剤治療の副作用について患者さんとともに話
をしました。すると患者さんから「私がどんな治療をしてきたかを知っていてもら
えるだけで嬉しい」「看護師さんが抗がん剤のことを知っていると安心する」と言
われました。
私は今までの治療経過や薬剤について知っているのは看護師として当然のことだ
と思っていましたが、患者さんにとってはそれが支えになることもあるのだと気づ
きました。そして、知っているだけでは支えにならず、患者さんに寄り添い、会話
することが大切なのだと思いました。医療者の関わり方ひとつで患者さんを不安に
させてしまうこともあり、患者さんの近くで関わる看護師は闘病している患者さん
の心を支える役割もあると学びました。
私はその後もさまざまな患者さんとの関わりを通し、自分の看護に不足している
ことや看護の大切さを学びました。そして、より専門的に熟練した看護ができるよ
うになりたいと思い、抗がん剤治療を受ける患者さんの看護を学ぶために半年間研
修へ行きました。研修は大変でしたが、日進月歩する抗がん剤治療を患者さんにわ
かりやすく伝え、治療を受ける患者さんの不安や苦痛を軽減することは看護師とし
てとても大切だと感じました。現在はがん化学療法看護認定看護師という抗がん剤
治療専門の看護師となり、知識や技術を看護に活かしながら外来化学療法室で看護
実践しています。まだまだ患者さんから教わることも多くありますが、これからも
初心の看護を忘れずに患者さんの心に寄り添いながら看護をしていきたいと思いま
す。
ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html
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研 修 医 日 記
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研修医2年目 東 優希
初めまして、研修医2年目の東 優希と申します。
研修が始まってから早くも1年が経ちました。この1年間の流れや、病院の特色
について、書かせていただこうと思います。少しでも研修病院を選ぶにあたって参
考になれば幸いです。
まず、4月は主にオリエンテーションで、各科の紹介や採血実習などがあります。
お昼休みに同期のみんなでランチに行ったり休日に遊びに行ったりして、親交を深
める時間がたっぷりありました。
5月からローテート、同時に当直も始まります。当直は2年目の先生とペアで初期対
応し、適宜3年目以降の先生方に相談します。上級医の先生方は優しく丁寧に教え
てくれ、毎回とても勉強になります。また、この病院の特徴として多くの科を必修
として回ることができ、幅広い知識を学ぶことができるのはとてもよいと思います。
選択期間は2年目のローテートで4か月間あります。
研修生活は、特に仕事に慣れない間は大変なときもありましたが、何でも話せる
同期や優しい上の先生方に恵まれ、飲み会や旅行など楽しいイベントもたくさんあ
り、とても楽しく充実した毎日を送ることができています。
近くにおいしいお店がたくさんあったり、他にもたくさんいいところがあります、
是非一度見学に来てください。
臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html
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総編集長:病院長 是恒之宏
編 集 長:副院長 中森正二、関本貢嗣
看護部長 伊藤文代
編 集:百崎実花
発 行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
(〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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病院更新築は遺跡発見のこともあり、設計変更を余儀なくされしばらく延期のよう
です。遺跡調査で掘り返した予定地は再び駐車場に戻るようで、現在5月1日駐車場再
開をめざして、一昨日から重機が入って地ならしをしています。また、それに合わせ
て南玄関も再び利用できるようになります。
それでは、次号をお楽しみに。
メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp
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