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メールマガジン「法円坂」No.198(2017/11/15)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



 10月の台風で線路が冠水して乗っていた新幹線が止まり、水と非常食での車中
泊を経験しました。最新技術も自然の前では弱い存在であることを思い知った次
第です。今月のメルマガをお届けします。
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   メールマガジン「法円坂」No.198(2017/11/15)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長  是恒 之宏 です
 ・インフルエンザ対策のすすめ
 ・【 法円坂よもやま話 】
 ・日本病院ボランティア協会
  「2017年度 総会・病院ボランティアの集い」に参加して  
 ・看 護 の こ こ ろ
 ・研 修 医 日 記

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      院 長  是恒 之宏(これつね ゆきひろ) です       
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「うどん県、それだけじゃない香川県」に思う

 先週、高松で国立病院医学会があり出席してきました。国立病院機構では、全
国を6つのブロックに分け毎年1回持ち回りで全国大会が開催されます。今年は
中・四国グループが担当で四国こどもとおとなの医療センターが主管施設でした。
 特別講演は徳島大学出身で青色LEDを発明した中村修二さんが開発までの経緯と
苦労話をされ、大変興味深く拝聴しました。

 さて、香川といえば讃岐うどん、ですね。香川県観光協会が「香川県はうどん
県に改名しました」というメッセージを宣言したのは6年前のこと。うどん県の
副知事に要潤さんがなったことを知っている人は意外と少ないかもしれません。
私もうどんが大好きで今回高松へ行くのを楽しみにしていました。
私も3日間高松に滞在した間に6杯のうどんを食べましたが、コシのある讃岐うど
んはいずれも美味しかった。「ひやあつ」と「あつひや」ってご存知ですか。
ひやあつは、冷たい麺を温かいつゆに入れる食べ方、あつひやは温かい麺を冷た
いつゆに入れて食べる食べ方です。似て非なるものですので、ご存知ない方は行
かれたら是非試してみてください。
行って驚いたのは、メッセージに変化が見られたこと、それが表題の「うどん県、
それだけじゃない香川県」でした。あることで大変有名になるのは一時期いいが、
それは他の部分をめだたなくしてしまう弊害がある、ということだと感じました。
うどんは確かに有名ですし、美味しいですが、単価がびっくりするくらい安い。
朝昼はうどんでも、晩はもっと高級食材、新鮮な魚介類を使った料理を食べて欲
しい。お土産も和三盆、えびせんべいなど色々ありますよ。栗林公園や金刀比羅
宮もありまっせ、てなことでしょうか。
この標語は、他の分野にもかなり通じるところがありますね。
ちなみに私が買ったおみやげは、和三盆(香川県)、さつまいもと玉ねぎ(淡路
島)でした。


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       インフルエンザ対策のすすめ                  
          
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                     感染管理室 坪倉 美由紀
                                  
 日増しに寒さが加わり、気づけば立冬が過ぎました。暦の上ではもう冬が始ま
りましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 冬といえば「インフルエンザ」、を連想するのは職業病でしょうか・・・。い
え、きっと、医療者以外の方も関心のある方がおられると思います。そこで今回
は、健康を守るための冬支度としてインフルエンザ対策についてお話しします。
 インフルエンザの流行期は12月〜3月です。今の流行状況は、厚生労働省のホー
ムページで確認することができます。(1)それによると11/10の報道で流行開始の
目安を超えているのは、沖縄県、福井県、新潟県、福岡県、宮崎県です。それな
ら大阪はまだ大丈夫やん!と安心はできません。人の往来が多い世の中、インフ
ルエンザウイルスも容易にやってきます。では、どうやって身を守る(=予防す
る)のか。
インフルエンザの感染経路は「飛沫」「接触」です。飛沫とは、くしゃみや咳に
よって口から出てくる水滴(飛沫)で、その中にウイルスがいます。
予防には飛沫を浴びないために、サージカルマスク(不織布のマスク)を着用し
ます。もう一つ大切なのは、人に咳やくしゃみを浴びせないこと。これは「咳エ
チケット」と言い、感染症に関わらず咳やくしゃみが出る場合はマスクをつけま
しょう、という対策です。マスクを着けてないのに突然くしゃみが!という時は、
ティッシュや腕の内側で口や鼻を覆います。もし手で受けてしまったら、すぐに
手を洗うことも大切です。
次に「接触」です。例えば、インフルエンザの人が手で口を覆い咳をした→その
手でドアノブに触った→他の人がドアノブに触った(ウイルスが付着)→その手
で鼻を触り体内にウイルスが侵入→感染、という感染経路です。これを防止する
には手指衛生(流水と石鹸による手洗い又はアルコール手指消毒薬を用いた手指
消毒)が必要です。とはいえウイルスは目に見えません。ですから普段から、帰
宅時や食事の前、トイレの後等に手指衛生を実施することが大切です。
「咳エチケット」と「手指衛生」は、様々な感染症から身を守るために必要な対
策です。是非、普段から取り組んでください。
子どもにも対策を教えたい、という方は大阪府のホームページをご覧ください。
大阪府のインフルエンザマスコッキャラクター「マウテ君(マスク、ウがい、テ
あらい)」が子どもにもわかりやすくインフルエンザ対策を紹介しています。(2)
最後にワクチンの話をします。ワクチンの効果は接種後2週間〜5か月程度までで
す。打ってすぐ効果があるものではありませんので、流行期に入る前の接種をお
勧めします。しかし、今シーズンはワクチンの供給が少ない状況です。12月頃か
ら安定供給されるようですが、不足している病院もありますので、希望される場
合は病院へご相談ください。
 
1)厚生労働省.インフルエンザに関する報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/
kekkaku-kansenshou01/houdou.html

2)大阪府.マウテ君のページ
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/mautekun.html


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       【 法円坂よもやま話 】       
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                          中島 伸

 総合診療部・脳神経外科の 中島 伸 です。前3回は当院の初期研修医の頑張り
を紹介しました。今回は医学生の皆さんのために、当院がどのようにして研修医
を選抜しているのか、いわゆるマッチング試験について述べましょう。
 新医師臨床研修システムが始まったのは2004年。それから実に14回のマッチン
グ試験が行われました。これまでの試験について、当たり障りのない範囲でお示
しします。
 まず、基本的医学知識を試すマルチプルチョイスの学力試験、次に英語の要約
問題があります。そして10〜15分ほどの面接試験です。2017年から、これらに小
論文を加えました。
配点は学力試験と英語と面接がほぼ3分の1ずつ、小論文は参考程度です。受験準
備ですが、学力試験と英語についてはひたする地道に勉強するしかありません。
日頃の努力が問われます。
学力や英語に自信のない学生が点数を稼ぐとすれば面接です。まずは若者らしく
明るく答えて好印象を与えるようにしましょう。また、面接官の質問に対しては、
自分自身の経験を踏まえてなるべく具体的に答えていただきたいと思います。
「将来、どのようなお医者さんになりたいと思いますか?」という定型的な質問
に対して、「技術や知識を身につけるだけでなく、患者さんに信頼される医師に
なりたいです」という凡庸な答えでは高得点を取ることはできません。その当た
り前の答えに加えて自分のオリジナルな回答をしてくれることを面接官は期待し
ているのです。
「なぜこの病院を受験したのですか?」という質問に対しても「実習・見学に来
たときに初期研修医の先生方が明るく楽しく働いているのを見たからです」とい
うのも平凡すぎて、面接官にとっては物足りなく感じます。もっと踏み込んだ答
をしてもらわないことには点数が入りません。
 自分なりの想定問答を準備したら、できれば10回は声を出して練習するといい
ですね。必ず自信がつきます。
 このような形で学力試験、英語、面接、小論文を点数化して合計し、機械的に
マッチング順位を決めています。出身大学とか志望する診療科とか、そのような
情実が入ることは全くありませんので、安心して受験して下さい。
 頭の良し悪しや学力の有る無しは二の次です。何よりも、ヤル気を持って前向
きに頑張る人に来ていただきたいと思います。晴れて当院の初期研修医になられ
た時には、ぜひ一緒に頑張りましょう!


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 日本病院ボランティア協会
「2017年度 総会・病院ボランティアの集い」に参加して  
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                    ボランティアコーディネーター 
                    藤本 和彰

  2017年10月26日、ホテルアウィーナ大阪にて、NPO日本病院ボラン
ティア協会「2017年度総会・病院ボランティアの集い」が開催され参加しま
した。
 日本病院ボランティア協会 NHVA(Nihon Hospital Volunteer
Association)は、病院・施設などへ来院・来所する人々に安らぎを与える病院
ボランティア及び病院ボランティアグループを支援し、それに関する研修・講演
会、情報の収集・発信、相談・助言などの事業を行い、その活動の健全な発展と
推進によって社会福祉に寄与することを目的とする非営利活動法人です。
2017年9月現在、大阪医療センターをはじめ、全国207病院グループが加
盟しています。
 協会のシンボルマークは、手と手を結びあう形を表し、団結と継続を示してい
ます。1977年、長くボランティア活動を続けられた方に、協会として感謝の
意を表したいと、創始者の故広瀬 夫佐子初代会長が1000時間バッジに考案
したものです。バッジは毎年総会(病院ボランティアの集い)で、病院ボランテ
ィアとしての活動が1000時間に達した方に贈呈しています。
(日本病院ボランティア協会ホームページ(http://www.nhva.com/)より抜粋)

 「総会」は吉村 規男協会理事長の挨拶に始まり、斉藤 悦子協会副理事長を議
長とし、粛々と進行しました。全ての議案が全国より参加されたグループ代表者
の賛同を受け、恙なく終えました。
又、今年は理事改選年にあたり、新理事15名(約款・役員定数を変更)を選任、
協会理事長に吉村 規男前協会理事長が再選されました。
 総会を終え、午後からは会場を変えて「病院ボランティアの集い」が始まりま
した。例年通り協会理事長、来賓挨拶(淀川キリスト教病院・渡辺 直也院長)
と続き、1000時間活動達成者の感謝状贈呈式が執り行われ、2016年度の
達成者172名(累計4697名)に、協会理事長より感謝状と記念バッジが贈
られました。
 当病院では、ボランティア「法円坂」グループ・古川 幸一さん、村上 ミヤオ
さんの2名が受賞、累計達成者も37名となりました。1000時間達成“おめ
でとうございます”。日頃の活動に感謝いたします。

 今年のお楽しみアトラクションタイムは、ケアリングクラウン「トンちゃん」
の登場です。ケアリングクラウンとは、クラウン(道化師)の格好で病院や福祉
施設を訪問し、愛と笑いで闘病中の人、心身障害者、高齢者などの心を癒す人の
ことを云います。
 トンちゃんこと石井 裕子さんはご主人、友人夫婦と4人で「ケアリングクラ
ウン・トンちゃん一座」を結成、地元滋賀県を中心に全国各地で活躍されていま
す。きょうは、お二人だけの趣向を変えての楽しい時間を共有させてくださいま
した。会場いっぱいの皆さまと共に1000時間達成者の方々を祝福し、束の間
の憩いを楽しみながら、最後は恒例の「♪ひとりの手」の大合唱でフィナーレと
なりました。
 毎年、この「病院ボランティアの集い」には、全国各地より大勢のボランティ
アさん、病院職員が参加されます。お陰さまで、今年も多くの方々とお会いする
ことが出来ました。これからも、日本病院ボランティア協会の皆さまが、ボラン
ティアと病院職員との「交流の架け橋」となっていただけるよう願っています。
そして、病院ボランティアの繋がりを大切に、「ボランティア仲間の楽しい交流
の場」として末永く続くことを願っています。

■メールマガジンをご愛読の皆さま、大阪医療センターでは「病院ボランティア」
を募集しています。
「ボランティア活動をしてみたい!」「なにかお手伝いしたい!」「何か私にも
出来ることがあるのでは!」と思っていらっしゃる方は、お電話かボランティア
ホームページよりお申し込み下さい。
・管理課ボランティア担当    TEL:06−6942−1331(代表)
・ボランティアホームページ → http://www.onh.go.jp/volunteer/

また、外来診療棟1階・ ボランティア室に、ボランティアコーディネーターが
いますので、是非、お訪ねください。
「私たちと一緒に活動してみませんか!」
心よりお待ちしています。


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      看 護 の こ こ ろ        
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					 救命救急センター副看護師長
                     池嶋 一也

 暑い日々が続いていましたが、大きな台風が襲来し過ぎ去ったと思うと、一気
に季節は冬へと進みこたつの恋しい季節となりました。皆様いかがお過ごしです
か?インフルエンザもそろそろ流行する季節ですので体調にはお気を付けくださ
い。
 私は、1年目の頃、手術室に配属となり、その後ICUでの勤務を経て、今年の2月
から副看護師長に昇任し救命救急センターICUで働いています。今日は、ICUの時
の患者さんとの出会いをお話しさせていただきます。
 彼は、病気の影響により吐血し、呼吸不全でICUへ緊急入室となりました。若い
男性ということもあり、私は彼の受け持ちをさせてもらうことになりました。
治療上、左向き以外はとってはいけない状況であり、緊急時に備えて頭元には人
工呼吸器がスタンバイされており、モニターの音もするICUという環境で、日々不
安と恐怖でいっぱいだったと思います。つらい処置を何度も行い、手術も数回行
いました。痛みもあったと思いますが、血圧などを測定するためにベッドサイド
に伺うと、「痛くない」「しんどくない」と言っていました。でも、ベッドサイ
ドを離れると傷を押えていたり、足を自分のこぶしでたたいている姿を見ました。
どの看護師が行っても反応は同じで、なぜ看護師につらいことを話してくれない
のだろうと考えていました。ベッドサイドに頻回に訪室し世間話や同じ年代とい
うこともあり色々な話をしていると、少しずつ心を開いてくれたのか、「両親に
心配をかけたくない」「はやく退院して学校にいかないと卒業できない」など、
いろいろ思っていたこと話してくれました。彼は本当のことを言うと治療が長引
いて早く退院できないと思っていたようです。この言葉を聞いて、自分は患者さ
んの発する言葉の本当の意味を考えれていなかったと反省しました。ICUは生命
が危機的状況にあることが多く、病態・治療に目がいきがちですが、患者さんの
気持ちや想い、発しているサインを汲み取ることは看護師の大きな役割であると
感じました。彼は重篤な状態を脱し、一般病棟へ移り、無事に退院を迎えること
ができました。退院の時に、わざわざICUに「この病院のICUで看てもらえて本当
によかった。ありがとう。」と言いに来てくれました。自分自身が一番しんどく
て、一番頑張ったのにも関わらず、私たち看護師にこんなにもうれしい声をかけ
てくれたことに感激しました。そして先日、廊下でばったりと再会しました。外
来に来ていたようで、就職して元気に働いていると教えてくれました。こんなに
も元気になり、たくましく働いている姿を考えるととてもうれしかったです。
 現在、私は救命センターで働いており、日々、生命の危機的状態にある患者さ
んやご家族と接しています。救命センターだからこそ命を守るとともに、患者さ
んの声を聞き、患者さんの発している言葉の裏に隠れた本当の意味を考えて、関
わっていきたいと思います。


ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                     研修医2年目 手代木 紳

 研修医2年目手代木紳です。大阪医療センターで研修医を始めて早くも2年近く
経ちました。そろそろ初期研修医も修了するころですが、当院での研修の特徴や
今まで感じたことなど簡単ですが振り返りたいと思います。
 当院の初期研修を志望した理由ですが、まず当院の研修プログラムに惹かれま
した。内科・外科ともほとんどすべての科が揃っており、万遍なくローテートで
きることは初期研修医としてはバランスよく力をつけられる良い機会だと思いま
す。選択期間が4か月と短いと思うかもしれませんが、初期研修の間は色々な科
を見て回るべきであり、どの科で学んだことも決して無駄にはならないと思いま
す。加えて、当院の先生方の雰囲気はとても良く、病院見学の際も、実際に研修
が始まってからも、優しく様々なことを経験させてくれます。当院の立地条件も
抜群にいいと感じます。病院の周りはいわゆるビジネス街で、食事や飲み会の店
に困ることはないですし、夜は比較的静かに過ごすことが出来ます。
 具体的な研修内容ですが、4月は一か月まるまるオリエンテーションです。早
く臨床に出て学びたいという焦りも最初は少しありましたが、今では絶対に必要
な一か月であると感じています。ローテートが始まってしまうと、15人いる同期
皆と仲良くなる時間を取るのはなかなか難しいと思います。4月中に、オリエン
テーションが終わってから皆でご飯に行ったり週末に日帰り旅行に行ったりなど
楽しかった記憶しかありません。5月以降ローテートが始まれば、あとは各科で
思い思いに研修していきます。当院はほとんど診療科が揃っており、横のつなが
りは強いほうだと思います。分からないことはスタッフの先生でもレジデントの
先生でも気軽に何でも聞き学ぶことが出来ます。
 当直に関しては、研修医1年目+2年目がおもに1次・2次救急外来の対応をしま
す。現在のシステムでは、5月〜11月までは2年目が電話対応+応需可否かを判断、
1年目が主に採血や静脈路確保など実働部隊として対応していきます。レジデント
の先生が1人当直しており、入院か帰宅かなど様々な相談をしていきます。12月以
降は1年目と2年目の役割を交代します。そのため、当院の1次・2次救急当直は研
修医が関わる部分がとても多く、他の研修病院より臨床力と自信は付くことは保
証します。
 当院の研修の特徴は挙げるときりがないですが、いずれにしても僕は本当に当
院の研修を選んでよかったと思っています。各科で学んだことはもちろん、大病
院ならではの様々な人との繋がりは間違いなく自分の財産になると思います。特
に同期との繋がりはこれからも必ず色々な場面で助けになると思います。ぜひ当
院で研修し僕の言っていることを感じてみて下さい。
 長くなりましたが以上で僕の研修医日記とさせていただきます。皆様楽しい研
修になることを願っています。


                      研修医2年目 村上 皓紀
 
 世の中にはバイタリティにあふれ自分の目標に向かって迷うことなく突き進ん
でいける人がいて、そういう人はどんな病院に就職したとしてもめきめきと実力
や自信をつけ、そのことを励みにさらに目標に向かって邁進していきます。
ただ、僕はそれを羨ましいと感じることはあっても、自分自身がそうなりたいと
は思いません。努力するのってなんだか恥ずかしい上に後ろめたいなと思うから
です。別に努力を否定したいわけではなく、この病院でも充実した研修は可能で、
志望科を選択している時は特にそうだということは伝えておきます。
過去の研修医日記にはある1日を取り出して紹介してくれているものもあり、そ
れらを読むとそのことは分かってもらえると思います。ただ、努力はしたいのだ
けれども、迷うことなくとか邁進するといった言葉には疑問を感じるという人は
この病院も選択肢に入れてみてください。この病院では押し流してくるような気
風が他の病院と比べてたぶん少ない、そのことが病院で研修を受けてよかったと
思うことです。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 是恒之宏
編 集 長:副院長 中森正二、関本貢嗣
     看護部長 伊藤文代 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 今年も後2ヶ月を切りました。事故無く正月が迎えられるよう、気を引き締めて
診療に当たりたいと思います。ではまた来月、よろしくお願いします。

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp

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