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メールマガジン「法円坂」No.250 (2022/2/17)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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令和4年2月のメルマガです。梅のつぼみがほころび始め、寒さの中にも少しず
つ春の足音が近づいているのを感じます。そのいっぽうでは、新型コロナウイル
ス感染第6波の勢いが収まらず、皆様不安な日々を送られていると思います。こ
れからの新規感染者と重症患者数の減少を祈るばかりです。
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メールマガジン「法円坂」No.250 (2022/2/17)
(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
・院 長 松村 泰志
・社会復帰を目指して
・総合診療科におけるめまい・ふらつきの診療
・看 護 の こ こ ろ
・研 修 医 日 記
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院 長 松村 泰志 新型コロナ感染第6波における大阪医療センターの状況
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新型コロナ感染の第6波が猛威を振るっています。読者の皆さんは大丈夫でし
ょうか。感染された方は、早期に回復されることをお祈りします。この第6波は、
第4波の時とは異なる形で医療に大きな影響を及ぼしています。記録に残す意味
でも、今回は、第6波における大阪医療センターの状況を記載します。
第6波は、新年早々から始まりました。年末年始には、普段会わない人と会っ
たり、飲食する機会が多くあるなど、コロナ感染が広がりやすい状況がありまし
た。懸念された通り、新年早々、若い世代を中心に感染が広がりました。当院で
も、職員の感染者、濃厚接触者が散発的に発生し始めました。感染者がでると、
本院の感染制御部が、感染経路の特定を試みます。病棟で勤務する職員が感染し
感染経路が不明である場合、あるいは患者さんに感染者がでた場合、その病棟の
他の職員、患者さんから感染した可能性がありますので、全員PCR検査をします。
全員が陰性であった場合、今度は、感染者から他の人への感染がないことを確認
するため4〜6日後に再度PCR検査をします。この間、この病棟に新たな患者さん
の入院は受け入れられません。PCR検査で、もし、誰か別の人が陽性であった場
合は、入院制限を継続し、退院患者さんにはPCR検査をして陰性を確認して退院
して頂きます。
こうした対応が1病棟だけであれば、病院機能としては何とかなるのですが、
1月後半からは複数病棟が平行してこうした状況に陥りました。例年1月は、寒
さの影響で入院患者数は多くなります。この時期と重なったために、入院可能な
病床がほぼ満床となる事態となりました。1月18日、病院として非常事態宣言を
発出し、入院を待機できる患者さんには待っていただくようにし、断らない救急
の方針を一旦停止し、病棟の状況を見ながら、優先度をつけて救急患者を受け入
れる方針に切り替えました。
当院の東8階病棟は、普段は休棟にしていたのですが、これをコロナ感染の患
者さん用の病棟として利用することとしました。軽症・中等症の患者さんは、ト
イレ、洗面など生活ができることが必要です。病室だけをレッドゾーンにする対
応では、患者さんに大きなストレスをかけてしまいます。1病棟全体をレッドゾ
ーンとすることで、患者さんのストレスを緩和することができます。入院、外来
の患者さんでコロナ検査が陽性となった場合には、この病棟で治療をすることと
しました。
当院は専ら重症患者を受け入れる役割を担っています。第6波はオミクロン株
が主で、重症化はしにくいとの情報通り、1月はコロナによる重症患者の受け入
れ要請は多くはありませんでした。一方、一般の救急患者さんの受け入れ要請が
多くあり、救命救急センターはかなり忙しくなりました。おそらく、当院で起こ
っていることは、どこの病院でも起こっており、医師・看護師の戦線からの離脱、
クラスターの発生、あるいはクラスター発生防止のための病棟入院制限などで、
大阪府内の病院の実質的な入院可能病床数が減ったことが原因していると思われ
ます。2月に入ると、この傾向は更に顕著となってきたことに加え、一般の救急
患者さんを受け入れた後、確認のためにPCR検査をしたところ陽性であることが
判明する事例が多くなってきました。コロナ重症患者さん用のベッドは、レッド
ゾーン内の重症患者用ベッドとして予め確保しておく必要があります。一般の救
急患者で重症の患者さんがコロナ陽性であった場合、このコロナ重症患者用病床
が必要となりますので、1床を空けておかないと、一般の三次救急の患者さんを
受け入れることができません。
こうした悩ましい状況の中で、2月に入ってコロナ重症患者数は増加し、2月3
日に大阪府知事から重症患者担当病院に対し、フェーズ3への移行の要請があり、
更に2月7日にはフェーズ4への要請がありました。第4波の時には、迷うことな
く救命救急センター全体を重症コロナ患者用病床にし、更にCCUも重症コロナ患
者用病床とする対応をしました。しかし、今回、同じ対応をすると、一般の三次
救急の患者さんの行き場がなくなり、更に厳しくなることが予見されます。大阪
市民の命を守るためには、救命救急センターを全て重症コロナ患者用にするので
はなく、一般の三次救急の患者さん用のベッドも残しておく必要があり、要請の
強さに応じて、コロナ用と一般用の重症病床の比率を変えていくのが最善と考え
ました。しかし、これでは、コロナ重症患者をお約束した数受け入れられないこ
とになってしまいます。そこで、東8階病棟に臨時にHCUを開設し、ここでも重症
のコロナ患者の受け入れを可能としました。看護師数を確保するために、西7階
の病棟を休棟としました。西7階は精神科病棟で、そもそもベッド数が少なく、
患者さんを他の病棟へ転棟しやすいことが理由です。重症患者の対応は救命セン
ターの医師が慣れていますので、まずは、救命センターで受け入れますが、ある
程度安定した患者さんを東8階に転棟させ、救命救急センターの病床を空けるよ
うにします。東8階では、患者さんの基礎疾患の治療を担当する診療科の医師が
主治医になって治療を継続します。
外来、入院の患者さんで、コロナ検査で陽性となる患者さんがおられ、基礎疾
患をお持ちですので、早期治療をする必要性から東8階に入院してもらっていま
す。しかし、こうした患者さんの数が当初の想定よりも増え、西8階にもコロナ
患者さん用の病床を配置しました。しかし、一般病棟でレッドゾーンが2つに分
かれてしまうのは、運用効率が悪くなること、西8階の病室は、そもそも陰圧と
なる装備がされており、コロナ感染患者の治療にはより適していることから、西
8階全体をコロナ感染患者用病棟に代えようとしています。各科に入院抑制に協
力してもらいながら、西8階の患者さんを別病棟に移って頂き、東8階の患者さん
を西8階に移って頂くなど大移動をして、コロナ患者さんを1病棟に集約する体
制に変えようとしています。
以上が大阪医療センターの第6波における状況です。大阪医療センターの場合、
休棟していた病棟もあり、病床の確保は何とかなるのですが、看護師の数がコロ
ナ感染患者の急増に対応するには不足しており、そのために、通常医療を抑制し
て、病棟を再編しながら看護師を確保して対応しなければならなりません。
これまでの国の方針では、医療費の抑制が重要課題とされ、急性期病院は、在
院日数を短くして回転数を上げ、ぎりぎりの病床数の中で患者さんを治療してい
く形に誘導するように診療報酬体系が設定されています。結果的に、病院は余力
がない状態で普段運用しています。そこにコロナ感染拡大での対応が求められて
います。医療現場では、必死で対応しようとしているのですが、現状の体制で対
応できることには限界があります。このことを、医療政策を考える人達に理解し
て頂きたいと思います。必要なことは、コロナ患者のケアをする人の確保である
のに、「病床の確保」と表現され、物理的に部屋を用意することと思い違いをさ
れては困ります。また、コロナ患者の受け入れ要請をすることは、同時に、通常
医療を要する患者さんの追い出し要請をしていることになっていることを認識し
てもらわなければなりません。こうした現実を正しく認識した上で、非常事態に
耐えられる強靭な医療体制をどうすれば構築できるのかを、真剣に考えて頂きた
いと思います。
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社会復帰を目指して
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救命救急センター
大西 光雄
皆さま、救命救急センターに関してどのようにご想像されていますでしょうか。
ニュースやドラマでその雰囲気をご覧になることがあるかと思います。救命救急
センターの役割は“重症および複数の診療科にわたる、すべての重篤な救急患者
を、原則として24時間受け入れる。(救急医療対策事業実施要綱)”と定められ
ています。当救命救急センターも、様々な診療科と連携しながら生命が危険な状
態となっている患者さんの治療を行なっております。
実は、救急医療が必要な患者さんへの対応は現場から始まっています。救急隊
が現場に出動し、急変、あるいは大怪我をされた方の観察・評価を行い、救命救
急センターに連絡、そして搬送となります。重症な患者さんの搬送では、救急隊
はこの現場での観察・評価を10分程度で行うことを目標に活動されます。その情
報は現在の状態、罹ったことのある病気、飲んでいる薬、アレルギー、急変時・
怪我の状況などになります。我々はこの情報をもとに準備を始め、患者さんが病
院へ到着すると、命に直結する呼吸や血の巡りなどを評価しながら、救命救急治
療を開始します。
ところで、“救命する”とはどういうことでしょう。我々が何よりも重要と考
えていることは、“脳の機能を守る”ことです。場合によっては心臓が止まって
いてもとにかく脳を守るために様々な治療を行います。救命救急医療の入り口は
このような身体的な救命に始まるのですが、身体的な治療を行いながら速やかに
精神的、社会的なアセスメントも開始します。精神的なアセスメントは精神科と
連携し、社会的なアセスメントは医療ソーシャルワーカーと連携していきます。
常に、身体的、精神的、社会的な側面を考慮しながら治療をつづけています。社
会復帰を目標とするには必須だからです。社会的な側面では患者さんの入院によ
って同居されている家族が健康を失わないか、といったことまでアセスメントい
たします。
第二次世界大戦終戦の翌年、1946年に世界保健機関(WHO)が健康を定義しま
した。もともと英文ですが、厚労省の日本語訳を見ますと“健康とは、肉体的、
精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないこ
とではない”とされます。もちろん、当救命救急センター、いえ大阪医療センタ
ーでは皆さまがこのような状態に近づくことができるように様々な職種・部門が
連携して治療を行なっております。
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総合診療科におけるめまい・ふらつきの診療
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総合診療部部長
中島 伸
総合診療科にはあらゆる訴えの患者さんが受診されます。その中でも特に多い
訴えの1つが、めまい・ふらつきです。本来、めまい・ふらつきというと耳鼻科
の疾患であるというイメージが強く、また耳鼻科疾患である末梢性めまいの患者
さんが多いのも事実です。しかし、近所の耳鼻科から「どうも末梢性のめまいで
はなさそうなのですが、内科的な原因はないでしょうか?」という形で紹介を受
けることもよくあります。そういった場合には改めてめまいの原因を考えなくて
はなりません。
そもそも何故めまいやふらつきが起こるのでしょうか? 私は「脳の中での各
種情報の統合がうまくいっていない」ことが原因だと考えています。つまり、地
面に立っている我々が天地上下を正しく認識できるのは、目から入った視覚情報、
足の裏から伝わる深部感覚情報、耳の奥にある三半規管から入った直線・回転加
速度情報が矛盾なく脳の中で統合されるからです。特に三半規管は非常に精密な
モーションセンサーになっており、これが動作不良を起こす良性発作性頭位変換
めまいという疾患の場合、患者さんは大変なめまいを感じて病院を受診されます。
中には救急車でやって来る方も珍しくありません。
総合診療科でめまい・ふらつきの原因を考える場合、上記の視覚情報、深部感
覚情報、直線・回転加速度情報のどこに不具合があるのか、あるいは情報の伝達
経路に問題があるのか、それとも情報を統合する脳自体が誤動作を来しているの
か、それらを総合的に判断して診断を下すことになります。これらの中で脳の誤
動作というのが曲者で、薬の副作用、貧血や低血圧、心の病、脳疾患、加齢など、
色々な原因が考えられるので、慎重に鑑別しなくてはなりません。
めまい・ふらつきの治療ですが、これも実は苦労させられます。もし薬の副作
用でめまい・ふらつきを起こしているのであれば、その薬をやめればスッキリ解
決なので簡単です。ところが加齢が原因と考えられる場合、脳の誤動作だけでな
く、視覚情報や深部感覚情報など、すべてにおいて大なり小なり不具合があり、
トータルとしてめまい・ふらつきを起こしているわけです。このような高齢の患
者さんの場合、原因をみつけて治療するというのは容易ではありません。むしろ
できることから手をつける、対処する、という方が現実的です。したがって、足
裏だけでなく手からの深部感覚情報を活用するために、「地下鉄の駅の階段を下
りるときは手すりを触りながらにしましょう」「椅子から立ち上がるときは何か
を手で触れておきましょう」とアドバイスしています。また視覚情報を増やす手
段として、「夜中にはトイレの前の明かりをつけておきましょう」とも申し上げ
ています。このように助言すると、「なるほど、気がつかなかった!」と喜ばれ
ることがよくあります。
私自身も徐々に高齢者の仲間入りをしつつあり、何かとめまい・ふらつきが不
安になってきた毎日ですが、自分が行ってきたアドバイスを自分で実行しては効
果を確認しているところです。本稿が読者の皆様の参考になれば幸いです。
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看 護 の こ こ ろ
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副看護師長
齋藤 さえ子
オミクロン株が猛威を振るい、大寒も迎え、皆様お体ご自愛ください。
今回、入院や治療による急な環境の変化によりせん妄を発症し、身体抑制が必要
となった患者さんとの関わりを振り返り、私の「看護のこころ」について述べた
いと思います。
患者さんは、虚血性腸炎のため入退院を繰り返していました。高齢で一人暮ら
しをされており認知機能の低下はありませんでしたが、入院する度にせん妄状態
になり、幻覚や妄想により興奮状態になり、夜間入眠できない状態になっていま
した。また杖歩行でふらつきがあり、転倒の危険性があったため付き添い歩行を
していましたが、ナースコールを押すことができない状態でした。そのため、家
族の同意を得て、離床センサー(患者さんの体動によりナースコールが鳴る)を
使用し、行動抑制を実施していました。センサーが反応するとすぐに訪室し、歩
行を見守っていましたが、センサーが反応する度に訪室していると、「呼んでも
ないのに何で来るの?」「一人でできるからほっといて」と言われ、興奮状態に
なることがありました。ベッドサイドやトイレなど歩かれるときはナースコール
をして欲しいと説明しましたが、自立心が強く、押してくれませんでした。その
ため、患者さんの思いを尊重したいが安全を守らないといけないためどう対応す
べきか、チーム内で何度もカンファレンスを行いました。
話し合いの中で、この患者さんの現状を確認し、なぜせん妄がおきているのか
要因を考え、悪化しないよう対策を考えました。せん妄の要因は、緊急入院で急
に環境が変化したことや、禁食で時間の感覚が鈍くなり昼夜逆転していることで
あると考えました。入院前の生活環境や状況を聞き、自宅で使用されているもの
やカレンダー、時計をベッドサイドに置き、日付や時間を会話の中に取り入れる
ようにしました。また自立心が強いため、出来ることは自分でやっていただき、
キーパーソンである娘さんと電話をすることで、家族との繋がりをとり安心して
入院生活を送っていただけるようにしました。夜間入眠できないことについては、
昼間に覚醒を促し、夜間は眠剤を内服して頂き入眠環境の調整を行いました。そ
の後患者さんは夜間入眠できるようになり、せん妄症状は改善し、必要時にナー
スコールを押して頂けるようになり、離床センサーを使用しなくてもよくなりま
した。
この患者さんとの関わりを通して、患者さんの安全を守るために身体抑制をし
たことが、せん妄状態を悪化させ、精神的苦痛を与えていたことに気が付きまし
た。患者さんの状態を適切にアセスメントし、チームで医療安全上のリスクや対
応策について話し合いを重ね、必要な身体抑制なのか判断していくことが重要で
す。また身体抑制が必要な場合、どのような方法が適切なのか、患者さんの尊厳
を守れるよう身体抑制を最小限にするためにはどうすればいいか、日々検討をお
こなっていくことが大切であると考えます。
今後も患者さんの立場になって看護をしていきたいと思います。
ホームページ→https://osaka.hosp.go.jp/kango/index.html
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研 修 医 日 記
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初期研修医 2年
藤見 洋佑
初期研修医2年目の藤見洋佑と申します。過去にたくさんの先輩方がこの研修
医日記で当院での研修やカリキュラムなどについて多く綴られています。なので、
ここでは当院での初期研修医の現在の私生活について研修医日記に綴らせて頂き
たいと思います。
まずは平日についてです。通常勤務時間は9時〜17時ですが、毎日この時間し
か働かないわけではありません。ローテートしている科にももちろん左右はされ
ますが、手術の事前準備や病棟回診、カルテ記載等々の業務があるため、平均で
朝8時前後に出勤して、夕方18〜19時前後までに帰宅することが大半です。もち
ろんそれよりも早い場合もありますし、遅い場合もあります。朝は病院のコンビ
ニで朝食を購入し、研修医医局でほかの研修医と情報交換や雑談しながら、朝の
業務にむけて準備を行います。夜は、本来であればここ大阪医療センターの周り
には居酒屋などの飲食店が多数あるため、仕事終わりに同僚を大勢誘って飲食に
繰り出すことが多い(はず)です。ただ、今はコロナのためにそのようなことはで
きず、おとなしく家に帰ってテレビやインターネットで動画等を楽しんだり、病
院敷地内にあるスーパーで買い物をして自炊をしたりすることが多いのが現状で
す。
休日に関してですが、割とフリーです。休日出勤をする人もいて、しない人も
います。それは回っている科や入院患者の状況、その人の指導医やその人のキャ
ラクター次第だと思います。出勤しない時は、同期と旅行したり、ゴルフに行っ
たり、ホームパーティをしたりすることが多い(はず)です。現状は、緊急事態宣
言やまん延防止等重点措置などの発令の時期に応じて、実家に帰ったり、少人数
で外出したり、研修医医局にきて勉強をしたり、おとなしく家でテレビを観たり
しています。
これがこの2022年現在の大阪医療センターの初期研修医の私生活です。おそら
くどこの初期研修医もこのように我慢した生活を今は送っているはずです。コロ
ナが収束すれば私生活に関してはもう少し充実することでしょう。みんなで力を
合わせてもとの生活に戻れるように頑張りましょう。
臨床研修のホームページ→
https://osaka.hosp.go.jp/kyujin/syokikensyu/nikki/index.html
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総編集長:病院長 松村 泰志
編 集 長:副院長 三田英治 平尾素宏
看護部長 西本京子
編 集:池永祐子
発 行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
(〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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まだまだ厳しい寒さが続きますが、梅のつぼみもほころび、春はもうすぐそこ。
来月の今頃は、新型コロナウイルス新規感染者と重症患者数が激減していること
を切に願うばかりです。
408-osaka@mail.hosp.go.jp
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