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メールマガジン「法円坂」No.259 (2022/11/18)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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令和4年11月のメルマガです。年賀はがきも売り出され、早くも年の瀬が近づ
いてきました。新型コロナ第8波の到来の兆しや、北朝鮮からの連日のミサイル
発射などの暗いニュースも続きますが、先日は綺麗な皆既月食も見えましたね。
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メールマガジン「法円坂」No.259 (2022/11/18)
(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
・院 長 松村 泰志
・最近の医療 新型コロナウイルス感染症と脳卒中診療
・救急医ってなにもの?
・看 護 の こ こ ろ
・研 修 医 日 記
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院 長 松村 泰志 恐れのない組織
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私は大阪医療センターの院長となり、この病院を活性化するためにどうすれば
良いのかを日々考えています。私は高校生以後でリーダを勤めた経験が3回あり
ます。大学生時代の医学部バスケットボール部のキャプテン、大阪大学准教授時
に立ち上げた大学発ベンチャー企業の代表取締役社長、大阪大学の医療情報学教
室の教授です。医学部バスケットボール部は引き継いだ時には弱いチームでした
が、強くする工夫をし、近畿地区で優勝するチームになりました。ベンチャー企
業は私の発案で作った電子カルテの入力ツールを作る会社でしたが、経営を知人
に任せたところ経営危機に陥り、私が社長にならざるを得ない状況となってのス
タートでした。今では10人ほどの社員と非常勤の社員が働き、年商1.6億円程度
で堅実に経営できています。当院では兼業はできませんので、社長を次の人に引
き継ぎました。医療情報学教室は歴史が浅く、当初は広い部屋に少人数しかおら
ず、寂しい教室でした。しかし、実務、教育、研究のそれぞれでやるべきことは
多く、これらを実行できる組織をどう作るのかが課題でした。私が辞める時には、
部屋が手狭で机を置くスペースがないと悩むほど人が集まり、医学部の中での立
ち位置が確立でき、日本の医療情報政策にもコミットできていたと思います。
いずれの場合も組織作りが課題であり、任されたチームをどう活性化させるか
を考え、試行錯誤をしていました。私のやり方は、集まってくれた人の良いとこ
ろを探し、そこを生かせる役割を与え、パズルのように互いを補完しながらチー
ムを作っていく方法でした。バスケットボールでは、足の速い人、リバウンドの
強い人、シュートの上手な人のそれぞれの特性を強化し、その特性が生かせる戦
略を立てて試合に臨みました。この経験は医療情報の領域でも活かせました。多
職種の様々な人に集まってもらい、それぞれ得意な領域を伸ばしてチームを作り
ました。医療現場を理解している人、サーバ設定やネットワーク設定ができる人、
プログラムが書ける人、医事会計ルールに詳しい人等などです。皆がフラットな
関係で話し合いをして問題解決に当たっていました。
さて、今は、大阪医療センターをより活性化させるためにどうすれば良いかが
課題です。今までと異なる点は、もはや私自身には構成員全体が見えない点です。
それぞれの組織のリーダに対してアプローチすることしかできませんから、これ
までとは違ったやり方をしなければなりません。そんなことを考えながら、本屋
で、電車の中で読む本を探していました。ふと「恐れのない組織-「心理的安全
性」が学習・イノベーション・成長をもたらす-」とのタイトルの本が気になり
ました。ハーバードビジネススクール教授のエイミー・C・エドモンドソンが書
いた本で、著者は多くの賞を受賞し、アメリカでは注目されている人のようでし
た。最初の数ページを読んで、共感できることが多く、読んでみることにしまし
た。
「心理的安全性」とは、組織の中で構成員が率直に話せる雰囲気のことです。
医療事故を含め悲惨な事故が起こった事例の背景、大きな会社が経営危機に至っ
た背景を調べていくと、組織の構成員の中には、問題が起こりそうであることを
察知している人が居たのに、組織に心理的安全性が確保されていないために、発
言することが抑制され、リーダの間違った方針が正されず問題の発生に至ってい
ました。組織に上下関係があり、下の位置にある人が上の人の間違いを指摘する
のに勇気が必要となる雰囲気は、心理的安全性が確保できていない組織というこ
とになります。そう言われると、多かれ少なかれ日本の組織にはそのような雰囲
気があると思います。多くの人が、リーダの言うことに頷き、余計なことを言わ
ないことが賢く、組織の中で生きていく上で安全であると思っています。何か気
づくことがあっても発言はしないし、むしろ自分の考えは間違っているだろうと
思ってしまいがちです。そのような組織では、構成員の持つ本来の能力は発揮さ
れず、無気力あるいは不安を持つようになります。そのような人達で構成される
チームには活気がなくなります。
不安定性、不確実性、複雑さ、曖昧さに直面する組織が生き延びるためには、
組織は、現実を正しく把握して柔軟に対応できる力を持つ必要があります。まさ
に、今の私達は、コロナ禍に置かれ、ウクライナ情勢で揺れ動く社会に居ます。
このような状況下では、あらゆる側面について状況を正しく捉えることが必要で
す。構成員が、率直に話しができるとは、他の構成員はその話をしっかり聞こう
とする姿勢があるということです。こうした雰囲気があると、構成員が組織に貢
献しようと積極的になり、また、コミュニケーションがとられることで、ハーモ
ナイズされ効率が良くなるのです。こうした組織を作る上で、リーダは弱さを表
現する方が良いとしています。自分が分からないことは、分からないと言えるリ
ーダが優れているのです。そうすると、構成員の中でそのことが分かっている人
は、リーダを助けようとして、より積極的に貢献しようとします。もちろん、リ
ーダになる人は、他の構成員より多くの経験を積んでいるでしょうから、そのこ
とは率直に話せば良いのです。リーダだから全てを把握しているかのように見栄
を張るのは間違いです。しかし多くの場合、自分が分かっていないことがあるこ
とに気づけていません。それに気づける人は能力の高い人です。ですから、逆説
的ですが、分からないと言うリーダは、優れたリーダなのです。
この本では、こうした内容のことを、様々な事例を紹介しながら説明していま
す。一時的には大いに発展した企業が落ち込んだ事例、小さな組織が堅実に発展
してきた事例を調査して、心理的安全性を軸に調べていくと、その組織がその結
果に至った理由がうまく説明できるということなのです。大変鋭い洞察だと思い
ます。
この本は、組織を活性化させるために、リーダがどのような姿勢を持つべきか
についても示しています。私にとって、大変参考になるものでした。自分の経験
から共感できる部分が多かったのですが、今の自分を振り返ると、できていない
と思えることもありました。思い返すと、年齢が上がるに従い、自分から構成員
に向けて発言することが多くなり、構成員から話しができる雰囲気を作り出せて
いない場面があったと反省します。まずは、その点を修正したいと思います。病
院は、多職種の多くの組織の集合体です。各組織が活性化することで病院全体が
活性化することになります。それぞれの組織のリーダ達に、心理的安全性が確保
された環境作りを目指してもらえるよう工夫していきたいと思います。このこと
を、この記事に記載したのも、その工夫のひとつです。
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最近の医療 新型コロナウイルス感染症と脳卒中診療
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脳卒中内科科長
山上 宏
2020年1月に日本で初めて感染が確認された新型コロナウイルス感染症は、同
年3月からいわゆる第1波の流行が発生しました。当初は未知のウイルスに対して
予防法も治療法も手探りであったため、世界中で人々の生活に大きな影響を及ぼ
したことは周知の通りです。
脳卒中は意識障害や言語障害を伴うことが少なくなく、患者さんに病歴を確認
できないことがあります。発熱はなくても、感染者との接触や風邪症状の有無な
どが聞き取れない場合には、医療従事者は「新型コロナウイルス感染疑い」とし
て対応することが必要となります。このため、本来ならば一刻も早く治療を開始
しなければいけない脳卒中患者さんへの対応が、パンデミックの最初の頃は時間
がかかるようになってしまいました。
一方で、全国530施設の一次脳卒中センターを対象としたアンケート調査では、
新型コロナ発生前の2019年に比べて2020年には脳卒中入院患者が約2.5%減少して
おり、特に人口当たりの感染者数が多かった地域や、感染拡大時期に患者数の減
少が顕著でした。これは、感染を恐れて軽い脳卒中の患者さんが病院を受診しな
かったことや、医療逼迫のために救急車を受入れできなかったこと、自粛による
行動抑制(夜遅くまで外出したりお酒を飲んだりしなくなったこと)によって脳
卒中の発症そのものを減少させたことなどが原因と考えられています。
このように、新型コロナは脳卒中診療にも大きな影響を与えてきました。すで
に2020年後半には「新型コロナウイルス感染疑い」への対応も進み、治療開始の
遅れはなくなってきましたが、2022年の第6波以降は、爆発的な感染者数・濃厚
接触者の増加によって、医療従事者が出勤できなくなるための医療逼迫が問題と
なっています。
今、再び感染者数が増加しており、年末から年始にかけては新型コロナの第8
波に加えて、インフルエンザの流行も懸念されています。脳卒中だけではなく、
救急医療の崩壊を回避するために、熱があっても軽症の場合は出来るだけ救急車
を呼ぶことを控えていただくようにご協力のほどをお願いいたします。しかしな
がら、脳卒中を疑う症状(突然の手足のマヒ、言葉が話せない)などの症状があ
る場合には、ただちに救急車で当院をはじめとする脳卒中の専門施設へ受診して
ください。
脳卒中の症状と予防については、下記の動画でも解説していますので、ぜひご
覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=ToElMhugWb4
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救急医ってなにもの?
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救命救急センター医長
上尾 光弘
救命救急科の上尾光弘と申します。
救急診療では患者さんを診るにあたって他の診療科とは少し異なったアプローチ
をします。多くの診療科では診断がついてから治療が始まるものですが、救急医
は診断するよりも先に五感を働かせて生理学的異常を察知し治療を開始します。
診断がついてなくても治療を始め落ち着いて検査、診断をすすめていくという具
合で、またそういうふうに訓練されています。
「気候変動」「安全保障」「研究」「街づくり」「情報・技術革新」「貧困・
異文化・飢餓」「高齢者・医療経済」「教育・人材育成」「コロナ・新興感染症」
これらは『さあ、これからの50年についてはなそう』をメインテーマに先日開催
された第50回日本救急医学会総会・学術集会(救急医学会)で取り上げられた9
つのテーマです。それぞれのテーマに関連して未来の語り部として5~10名の各
界の専門家の先生方にお一人30分のご講演をして頂いた後、最後のセッションで
それぞれのテーマについて救急医が討論するという企画構成で、これまでの救急
医学会では経験したことのない斬新なものでした。個々のテーマについては少し
救急のイメージからかけ離れた印象を持たれる方がいらっしゃるかもしれません
が、実はどのテーマも救急医が活動するうえでしばしば思案したり知っておきた
いことばかりです。今の時代の現状と課題について正しく学び少し先の未来社会
に思いを馳せながら、地球環境の変化、社会の変化に合わせて必要となる医療の
在り方についてじっくり考える非常に興味深い機会となりました。
私が当院の救命救急センターで働き始めて今年で13年目になりますが、日々の
救急診療以外にも東日本大震災、福島原発事故、熊本地震、各地で発生する豪雨
による洪水・地すべり、コロナクラスターなど全国で発生する災害にはDMAT(災
害派遣医療チーム)の一員としてあるいは災害コーディネーターとして直接的あ
るいは間接的に活動してきました。異常気象が異常でなくなるほどの気候変化、
多数傷病者の発生する交通事故や火災、マスギャザリングによる集団災害、外国
人旅行者の急病診療・高齢者救急の増加、日々多数発生する重症コロナ患者の対
応など専門的知識が乏しくあまり経験したことがない事案でもまさしく五感を働
かせてリスクを回避しながらやっとの思いで対処することもありました。パンデ
ミック当初の重症コロナ診療はその最たるもので当初ニュースを通して見聞きす
る中国やヨーロッパのコロナ診療の状況は惨憺たるもので、救急部で重症コロナ
診療を担うこととなり戦々恐々としたことを思い出します。起きてほしくはあり
ませんが、もし大きな災害に見舞われ避難生活を余儀なくされるようなことがあ
りましたら、救急医がDMATとして突然避難所を訪問し、また支援目的で診療所や
病院へ被災状況を伺いに参ることがあるかもしれません。その節はどうぞよろし
くお願いいたします。
今回は今年の救急医学会の一部を紹介させていただくととともに取り留めなく
救急医の紹介をさせていただきました。
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看 護 の こ こ ろ
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外来 副看護師長
齊藤 明音
長く続く残暑もようやく落ち着き、最近は秋の風を通り越して寒さを感じる季
節となりました。皆様、体調をくずしておられないでしょうか。
私は、6年前に東5階病棟から外来副看護師長として異動しました。看護師とな
って22年間病棟での経験しかなかったため戸惑いや、緩和ケア認定看護師として
の役割をどのように外来看護で発揮していていけばいいのか迷っていました。意
思決定支援を中心に看護を提供していた中で出会った外来患者さんについてお話
したいと思います。
その患者さんとは4年前に外来で出会いました。30代女性で不正出血を主訴に
来院し、「子宮頚癌」と診断されました。初診時患者さんから、障害があること
を聞いていたため、主治医の診察に同席しました。患者さんには頼れる近親者が
いない状況でした。治療法としては手術か放射線化学療法を提案され、患者さん
は手術を希望されていました。その手術は婦人科の中でも排泄障害など合併症も
大きく、障害をもたれている患者さんの選択をそのまま支援することが、医療者
として病院として正しいかどうか、主治医をはじめ専門職、PSW、精神科医等多
職種で倫理カンファレンスを行いました。また、手術を選択した場合に起こる術
後の合併症についても平易な言葉、具体例などを用いて数回にわたり説明を繰り
返し、理解の促進に務めました。妊孕性の喪失に関しては、当初から気にされて
いましたので、治療をすると子供は望めないこと、治療を選択されない場合、万
が一子供ができたとしても自身の命と引き換えになる可能性についても説明しま
した。患者さんは、自身で仕事場の友人に相談し、今の自分の状態での妊娠、子
育てについて検討され妊孕性を失うことを納得した上で、手術を選択されました。
手術の根治性を高めるため術前化学療法を行うこととなりそのための環境調整を
行う必要がありました。まず飼っているペットの入院中の世話やその費用、生活
費、今後の治療自体にかかる費用、その後の生活についてPSWとともに割り出し、
入院中治療、療養に専念できるように、また退院後には生活全体の(食事や清潔
など)支援、定期受診のため訪問看護やヘルパーの介入を行っていました。現在
は術後4年が経過し、心配していた排泄障害も改善、就労のための訓練を継続し
てされています。
この患者さんは障害がありましたが、社会に出て就労し人間関係を形成し生計
を立てることができていました。理解を促進するため、多職種を巻き込み協力を
得ることで患者さん自身で意思決定できたのだと考えています。また、障害の有
無に関わらず、常に対象の理解度を確認しながら意思決定支援していくことが重
要です。
日々、がん患者さんの意思決定に携わる中で、年齢や家族関係、認知機能など
から患者さんの意思が置き去りになること、代理意思決定者の意向が優先される
ことも経験します。現在は、高齢化も進み、自分自身の意思を表明したり決定し
たりすることができないことがあります。その場合には家族に代理意思決定者が
いるならその方の意向を含めて意思決定します。しかし、まわりに代理意思決定
を依頼できるものがおらず、また患者さん自身の意思決定能力の有無の判断が難
しい場合も増えてくることが予想されます。看護師として患者さんご自身の意思
決定を支援することを常に念頭に置いた介入をこれからも継続していきたいと思
います。
ホームページ→https://osaka.hosp.go.jp/kango/index.html
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研 修 医 日 記
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初期研修医2年
福田 忠浩
研修医2年目の福田忠浩と申します。各科ローテーションの一環として9月から
麻酔科研修が始まり、先生方の優しく細やかなご指導のもと日々麻酔に勤しんで
います。まだまだ外は暖かい陽射しが差しているこのごろですが、一方で手術室
は感染対策のため室温が低いので風邪に気をつけなければならないなとも思いま
す。昨年は涼しい秋の期間も短く残暑が厳しい印象でしたが、今年もそうなるの
でしょうか。秋といえば紅葉。大阪医療センターからほど近い大阪城で紅葉が見
られるのはもうすこし先の話ですが、趣味のランニングがてら良い鑑賞スポット
を探しに行くのを楽しみにしています。紅葉は日中の寒暖差が大きいほど鮮やか
に色がつくのだとか。その理由は、葉を緑色に見せているクロロフィルという色
素が低温であると分解されやすく、葉の赤みが際立つからだそうです。負荷をか
ければ熟していくのは、人間も同じかもしれません。色々な診療科をローテート
し、日々新たな課題に挑戦する中で、まだまだ至らない部分も多いながら少しず
つ成長していくしかない。研修医生活も残り半年ほどとなりましたが、最後まで
しっかり勉強していきたいと思います。
もしこれをご覧になっている医学生のかたがいらっしゃったら、研修先候補と
してぜひ当院を見学しに来てください。コロナ禍も続きますが、感染対策のうえ
で研修医一同歓迎いたします。
臨床研修のホームページ→
https://osaka.hosp.go.jp/kyujin/syokikensyu/nikki/index.html
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総編集長:病院長 松村 泰志
編 集 長:副院長 三田英治 平尾素宏
看護部長 西本京子
編 集:池永祐子
発 行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
(〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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来月の今頃は、まさに年の瀬。街は色とりどりのイルミネーションがきらめき、
クリスマス一色に染まっているでしょう。これから寒さも厳しくなってくる頃で
すので、皆様お身体おいといください。
408-osaka@mail.hosp.go.jp
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