大阪医療センター附属看護学校

キャンパスブログ

災害訓練を終えて

2021年03月20日

2年生(73回生)担当教員

73回生2年生は今年度新型インフルエンザウイルス拡大防止のため、災害訓練を行わず、学内での学習を行いました。災害時における看護職の役割、被災時の感染予防を考えた環境での行動を検討しました。災害時の看護職の役割については、DMATの活動状況や被災地での状況、新型インフルエンザウイルスに対する救命病棟での関わりについての講演を聴講しました。DMATは自然災害以外にも新型インフルエンザウイルスや事故の際にも派遣される事、被災地では自分の身の安全を確保して患者さんの身の安全を守るという事を学びました。また、感染予防を適切に行うことで、新型インフルエンザウイルスの中でも感染をせず看護を継続できている事を知り、改めて感染予防の大切さに気付かされました。

災害時の避難場所として学校の体育室を想定し、一人当たりの空間を段ボールを用い環境について考え、ライフライン(電機、ガス、水道)が遮断された場合でどのような事を考え行動するかをグループで検討しました。また、非常食も感染予防を考え準備・配膳ができるように取り組みました。

災害に対し備蓄品などの準備や、避難経路の確認など日頃から意識して行っておくことで落ち着いて行動できることや、患者さんのとの関わりではコミュニケーションを密にとり、身体のみでなく精神面での関わりが大切になることを改めて学べる機会となりました。

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