実習施設
臨地実習の70%を母体施設である国立病院機構大阪医療センターで行っています。大阪医療センターは、高度総合医療施設・西日本災害医療センター・エイズ治療近畿ブロック拠点病院として機能づけられ、がん・循環器をはじめとする政策医療を中心に高度医療を実施しています。
また、在宅看護論実習では、大阪市内の保健福祉センター・訪問看護ステーション・老人保健施設で在宅医療を支える幅広い職種の連携を学ぶことができます。そして、小児看護学実習では、近隣の幼稚園で実習し、健康なこどもの成長発達についても学習しています。
精神看護学実習では、国立病院機構やまと精神医療センターで精神疾患患者の看護について学習し、国立病院機構奈良医療センター、国立病院機構大阪刀根山医療センターでは重症心身障害、筋ジストロフィー、神経難病等の患者の看護を学習しています。
独立行政法人 国立病院機構 やまと精神医療センター
奈良県大和郡山市小泉町2815
TEL:0743-52-3081
緑に囲まれた閑静な場所にあり、精神疾患、重症心身障害、長寿医療の専門医療施設です。
3年次に精神看護学実習に行き、精神疾患の特徴を理解し対象に出現している症状が日常生活や対人関係に及ぼしている影響を学び、対象に応じた援助を行います。
独立行政法人 国立病院機構 大阪刀根山医療センター
大阪府豊中市刀根山5-1-1
TEL:06-6853-2001
大阪府豊中市にあり、神経・筋疾患・呼吸器疾患の専門病院です。
2年次に、老年慢性期看護実習に行き、加齢現象をふまえながら、慢性の経過をたどり、日常生活を継続しながらケアや治療を受ける患者の看護を学びます。3年次には、心の健康について学びます。
奈良医療センター
奈良市七条2-789
TEL: 0742-45-4591
奈良市の中心にあり、がん、神経・筋疾患、呼吸器疾患等の専門医療施設です。
老年リハビリ期看護実習では、高齢者の特徴と疾患による障害について理解し援助を実施します。
また、医療チームの一員としての看護師の役割についても学びます。 また、神経・筋疾患のある方と関わり心の健康についても学びます。