研修医日記(令和8年)
令和8年1月 藤澤 朋代
研修医2年目の藤澤と申します。
今年の年末年始は、“9連休”と話題になることが多い期間でした。当院では、年末年始の当直は研修医の間で抽選によって決まります。私はありがたいことに当たりを引くことができ、6連休を確保することができました。心身ともにゆっくりとした年の瀬を過ごしながら、研修医生活も気付けば後3ヶ月で終わりを迎えてしまうなとしみじみ感じていました。
当院の初期研修では、選択ローテーションが計4か月設けられています。自分の興味や将来の進路を見据えながら、主体的に研修内容を組み立てられる点が特徴です。多くの研修医は、4月から進む予定の診療科を最後に選択し、より実践的に学ぶ期間としています。年が明けた1月からすでに志望科を回り始めている同期の姿も見られ、それぞれが自分なりの目標を持って研修に取り組んでいます。その姿は決して気負ったものではなく、前向きで落ち着いていて、同じ場所で研修を受ける仲間として自然と励まされるものがあります。
当院には広い研修医ルームがあり、そこは研修医がふと集まり、言葉を交わす場所になっています。忙しさの合間に自然と人が集まり、症例の話題や日々の気づきが共有されます。教育的な症例があれば誰かが持ち寄り、分からないことがあれば遠慮なく質問できる空気があります。教える側と教えられる側の垣根が低く、知識や経験が静かに循環していく、そんな場所です。
優秀な同期、頼もしい先輩、そして刺激をくれる後輩に囲まれながら研修できている環境は、振り返ってみるととても恵まれています。互いに比べ合うのではなく、それぞれの良さを認め合いながら成長していける関係性が、この病院にはあります。
是非一度当院に足を運んで、実際に感じとってください!研修医一同心よりお待ちしております。
令和8年2月 松本 浩太朗
初期研修医2年目の松本浩太朗と申します。
当院での研修生活を振り返ってみて良かったことを3つ述べたいと思います。
1つ目は、素敵な人たちに囲まれて充実した研修生活を送ることができたことです。特に多くの時間を共に過ごした同期は、賢いのは勿論、思いやりのある優しい人たちばかりでした。そんな同期から日々刺激を受け、切磋琢磨しながら多くのことを学べました。私は一度社会人を経たため、ストレートより遅れて医師となりましたが、私のようなジジイとも仲良くしてくれて感謝しております。
2つ目は、多くの先生方の熱心な指導を受けることができたことです。特に印象に残っているのは外科ローテです。外科の先生方は内科志望の私にも縫合や手術器具を使用する機会を多く与えてくださり、丁寧な指導を受けることができました。気付けば手術の魅力に惹かれ、消化器外科に進むことを本気で考えた時期もありました。症例数も多いため、外科志望の方は当院での研修を検討してみてはいかがでしょうか。
3つ目は、当院が京セラドーム大阪に近いことです。オリックスファンである私にとってこの点は魅力的であり、定時で仕事を終えると試合開始に間に合います。したがって、仕事だけでなく、趣味も充実させることができました。
当院の初期研修2年間で学んだことを活かし、来年度からは血液内科医として一生懸命頑張ろうと思います。研修先を探し中の方は、悩むこともあると思いますが、いろいろな情報を参考にして、実際に見学することで自分にピッタリの研修先を見つけてくださいね。
令和8年3月 松元 千拓
研修医2年目の松元千拓と申します。
初期研修修了を控えた2年目の3月、この日記を書くにあたり、これまでの歩みを振り返りたいと思います。
研修が始まった当初は、自分の役割を模索する日々が続き、上級医の指示をこなすことで精一杯でした。「もっと早い段階から、各診療科で主体的に目標を持って取り組めばよかった」という反省は、今だからこそ感じる正直な気持ちです。
大きな転機となったのは、2年目の終盤に経験した外科でのローテーションでした。病棟管理の一部を任せていただいたことで、「より良い管理とは何か」を自ら考え、取り組む姿勢が身につきました。主体性を持って向き合うことで、初めて上級医の先生方の思考プロセスに触れ、カルテの記載や処方、病棟指示の細部に至る意図を深く学べたのだと感じています。
現在、心臓血管外科での研修を通じ、「自分にできることを一つずつ増やす大切さ」を痛感しています。日々の成功や失敗を振り返り、次へ繋げるための思考を止めることなく、これからの長い医師人生においても小さな学びを積み重ね、一歩ずつ成長していきたいと思います。
令和8年4月 楠木 達大
みなさん初めまして、大阪医療センター初期研修医二年目の楠木達大と申します。
二年前の今頃、マッチングを控える中、先輩方の研修医日記を読んで「自分もこの病院で働けたらなあ。」と羨ましく思っていたことを思い返し、一人感慨深くなっております。
実際に当院との縁に恵まれ一年間働いてみて、本当に恵まれた環境で研修できているなと感じます。
当院は診療科が充実しているだけでなく、各診療科を支える先生方、そして一つ上の先輩方の多くが指導熱心であられます。日常診療で多忙にされている中であっても、一年目である我々の成長を思って、わざわざ時間をとってご指導くださります。先生方に教えていただいた、知識・経験に基づいた知恵に、日常診療する上で幾度となく助けられてきました。一年間なんとかやり抜けたのは、みなさんの支えがあったからだと感じております。
また、それと同じくらい大きいのは一緒に働く同期の存在です。
志望科も異なり、心優しく、個性的な同期。
そんな同期とのたわいもない会話に日々癒され、志望科の研修に一生懸命に向き合う同期の姿に、いつも「俺も頑張らないとな。」と刺激を受けています。
このように、先輩方と同期のおかげで充実した研修医生活を送れています。これからも必死に食らいついていきたいと思います。
それだけでなく、二年目となり後輩ができた今、先輩方がそうしてくれたように、今度は自分が後輩の背中を支えられる存在になりたいと思います。
そして最後に、同期のみんなこれからもよろしくお願いします。
令和8年5月 黄 健良
初めまして、研修医2年目の黄です。ついこの間入職したのに、もうすでに研修医生活が折り返している事実に、時の流れが早いなと感じている今日この頃です。それほど毎日が新しいことの連続で、充実しているのだと思います。
この日記を見ている学生の方に向けて、僕がこれまでに研修医として感じたことを少々書こうかと思います。
①当直について
夜間休日の当直業務は研修医の主たる業務の一つです。様々な主訴を訴える患者さんの中から重症度を見抜き、適切な検査、治療を選択し、専門医に繋ぐ。言葉で言うのは簡単ですが、忙しい救急外来の環境で実際に完璧にこなそうとすると難しいと今でも感じます。研修医同期とこうしたら良かった、これはどうなのと話し合ったり、振り返ったりすることで経験がつきます。当院はハイボリュームセンターなので、心臓、脳、救命をはじめとして様々な診療科のドクターにコンサルトが夜間にもできます。非常に心強く、同時に勉強になる毎日です。
②ローテートについて
日々の診療も学ぶことが多いです。病態や薬剤の学びだけではなく、その選択に至るまでの考え方、病棟マネジメント、立ち振る舞い方など。自分のロールモデルとなる先生をどの科でも見つけられるのが、当院で研修した際の良い点だと感じます。
③マッチングについて
情報がネット上にたくさんあり、何を判断基準にしたら良いか迷う方も多いと思います。僕の1意見として聞いてもらえると幸いです。筆記試験はみなさん準備して望まれると思うので、面接について。細かい言動や所作を見られているかもしれないと緊張するとは思いますが、結局は人同士が話をしているに過ぎないと思います。一般企業であっても、病院であってもそれは変わりません。自分の考えや思いを自分の言葉で面接官に伝えようとする、そんな意識が大事なのだと思います。
手短ではありますが、参考になれば幸いです。