職員募集

後期研修プログラム【眼科】

眼科研修コース

1. 診療科(専門領域)
眼科

2.

コースの概要
本コースは眼科臨床医に求められる基本的な診療に必要な知識・技能・態度の修得を 目的としている。

日本眼科学会認定専門医の取得も一つの目標としているが、当院の特色を生かした 研修を行う。また、当院で研修が不十分な分野に関しては、大阪大学医学部附属病院眼科 と連携して研修を進める。
3. 取得資格
国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)資格
4. 長期目標
眼科学の専門的知識の習得
眼疾患の診断を的確におこない、その正しい治療法を選択し遂行する。
5. 取得手技
当センターは、緑内障、網膜硝子体疾患、白内障の3本柱としている。白内障手術の習得は もとより、失明原因の上位を占める緑内障や網膜硝子体疾患に関しても、大学病院レベルの 専門的な知識と技術の習得が可能である。
6. 研修期間
3年間

7

 

募集人数
2名
8. 診療科の実績と経験目標症例数
症例数と手術件数
 
主要疾患
入院数(年間)
経験目標症例数(3年間)
視神経炎、ぶどう膜炎などへの
ステロイド療法
5 3

手術
件数(年間)
経験目標症例数(3年間)
白内障関連手術 960 100
緑内障手術 180 10
網膜硝子体手術 410 10
外眼疾患
(眼瞼内反、翼状片、斜視など)
50 20
レーザー網膜光凝固術 194 50
YAGレーザー後嚢切開術 187 30
レーザー虹彩切開術 15 15

9.

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤 7  名、非常勤 2  名
診療科研修の指導にあたる医師:7  名
主として研修指導にあたる医師の氏名:大鳥 安正    
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:23年
10. コンセプト
眼科一般とその関連領域の系統的な研修で、裾野の広い臨床医を育む。
個々の医師の将来に向けた柔軟で明確な研修プログラムを用意する。

医療の質を高める臨床研究を実践する。
11. 一般目標
さまざまな眼科疾患を経験し、いかなる眼疾患にも対応できることを目標とする。到達目標は日本眼科学会専門医制度の眼科研修医ガイドラインに準じる。さらに能力や志向に応じて、当院眼科の特徴である緑内障や網膜硝子体などの専門分野を習得、経験することが可能である。また、医師としての責任感、倫理観、人間性、チーム医療における協調性を養い、将来は大学などの教育機関のスタッフや研究者として、後進の教育的指導をなしうる高度な眼科臨床経験や知識の習得を行い、日々進歩する医療技術革新に対応できる能力、さらにはその革新の一翼を担う人材の育成を目的とする。
12. 関連領域の研修に関して
 施設内での研修:可能
 施設外との交流研修:可能
 研修領域の決定: 本人の意向を研修責任者が聴取し本人と相談の上決定する。
13. 共通領域研修について
院内カンファレンス、職員研修部・臨床検査診断部CPC、研究会などの積極的な活用

眼科コース研修

卒後3年目
卒後4年目
卒後5年目
眼科
前期基礎過程
眼科
後期基礎過程
(関係領域の研修を含む)
眼科
専門過程

眼科研修プログラム

1. 診療科(専門領域)
眼科

2.

研修期間
3年間
3. 募集人数
2名
4.

目標

1年目

  1. 眼科臨床に必要な基礎知識の修得
    眼の解剖学、組織学、発生学、生理学、眼光学、病理学、免疫学、遺伝学、生化学、薬理学、微生物学、 衛生学、医の倫理、医療に関する法律、失明予防など
  2. 眼科診断技術と検査のカリキュラム
    視力、視野、眼底、眼位、眼球運動、両眼視機能、瞳孔、光覚、色覚、屈折、調節、隅角、眼圧、 細隙灯顕微鏡検査、涙液検査、蛍光眼底造影、電気生理学的検査、画像診断(超音波、CT、MRI、X線、 光干渉断層計)など
  3. 眼科治療技術のカリキュラム
    点眼、結膜下注射、球後注射、涙道ブジー、涙嚢洗浄、眼鏡処方、手洗い、白内障・緑内障・網膜硝子体 手術の助手
  4. 担当医になることで患者とその家族との人間関係、チーム医療、社会との関連性を学ぶ。
  5. 症例検討会、大阪眼科集談会での発表

2年目
1年目の研修内容に加えて以下の研修を行う。

  1. 一般初期救急医療に関する技術の修得
  2. 眼科治療技術のカリキュラム
    伝染性疾患の治療および予防、眼外傷の救急処置、急性眼科疾患の救急処置など
  3. 眼科手術
    麦粒腫切開、霰粒腫切開、レーザー治療、白内障手術、緑内障手術の術後管理
  4. 各種学会への出席発表

3年目
1年目および2年目の研修内容に加えて以下の研修を行う。

  1. 眼瞼内反症手術、眼瞼下垂手術、前房穿刺、緑内障手術、網膜剥離手術、硝子体内注射、硝子体手術など
  2. 各種専門学会への出席発表
  3. 眼科に関する論文発表
5. 取得手技
日本眼科学会専門医制度の眼科研修医ガイドライン(卒後2年間の前期研修を終了した上で、後期研修医として4年間の眼科での専攻期間)において必要とされている手術、術者としての必要症例を当院後期臨床研修の3年間にすべて取得することを目的とする。
6. 診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数

 

 

主要疾患
入院数(年間)
経験目標症例数(3年間)
視神経炎などへステロイド療法 5 3

 
手術
件数(年間)
経験目標症例数(3年間)
白内障関連手術 960 100
緑内障手術 180 10
網膜硝子体手術 410 10
外眼疾患
(眼瞼内反、翼状片、斜視など)
50 20
レーザー網膜光凝固術 194 50
YAGレーザー後嚢切開術 187 30
レーザー虹彩切開術 15 15
7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤 7 名、非常勤  2 名
診療科研修の指導にあたる医師:7名
主として研修指導にあたる医師の氏名:大鳥 安正  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:23年
8. コンセプト
眼科一般とその関連領域の系統的な研修で、裾野の広い臨床医を育てる。
個々の医師の将来に向けた柔軟で明確な研修プログラムを用意する。
医療の質を高める臨床研究を実践する。
9. 共通領域研修について
院内カンファレンス、職員研修部・臨床検査診断部CPC、研究会などの積極的な活用