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診療科(専門領域)
泌尿器科 |
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コースの概要 2年間の初期臨床研修修了者を対象。
日本泌尿器科学会認定の専門医取得に向けての一般目標で定める3期に分かれた泌尿器科単一プログラムから成る。 |
3. |
取得資格
国立病院機構における診療認定医(I)資格 |
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長期目標
外来診療、手術、検査、病棟業務を通じて、泌尿器科診療全般を一人前に行える手技の習得を目指し、泌尿器科専門医となるための泌尿器科的知識や診療技術を育む |
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取得手技
通常の泌尿器科外来診療、手術、検査、病棟業務が一人前に行える手技の習得 |
6. |
研修期間
3年 |
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募集人数
3名 |
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診療科の実績と経験目標症例数 症例数と手術件数および3年間の経験目標症例数 |
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主要疾患
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入院数(年間)
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経験目標症例数(3年間)
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腎細胞癌
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44
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25
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腎盂・尿管癌
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11
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10
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膀胱癌
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118
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90
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前立腺癌
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119
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100
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前立腺肥大症
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28
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24
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尿路結石症
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70
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60
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手術
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件数(年間)
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経験目標症例数(3年間)
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根治的腎摘除術
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15
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12
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腎部分摘除術
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10
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8
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腎尿管全摘除術
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4
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6
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TUR-BT
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92
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60
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前立腺全摘除術
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13
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12
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ISBT埋込み
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21
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15
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TUR-P
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25
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21
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前立腺生検
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129
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90
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経皮的腎瘻造設術
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8
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6
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腎嚢胞穿刺術
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5
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4
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9.
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診療科の指導体制
診療科医師数:常勤 5名、非常勤 1名
診療科研修の指導にあたる医師:5名
主として研修指導にあたる医師の氏名:安永 豊
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:年 |
10.
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コンセプト オン・ザ・ジョブ・トレーニングを通じて、泌尿器科専門医となるための知識や診療技術を身につける指導を行うと共に、闘病生活や入院生活を強いられることは、患者のみならず、その家族にとっても人生の一大事であることを理解し、患者を全人的に診る習慣が身に付くよう指導する。 |
11. |
一般目標 日本泌尿器科学会専門医制度の教育施設実地修練計画書に基づき、下記の研修目標を定めているが、研修を終えた後は臨床的に一人前の泌尿器科医として直ちに活躍できる診療技術を身につけることを目標としている。
3年間は以下の3期に分けたプログラム計画に従って指導する。
泌尿器科前期基礎過程(卒後3年目):
入院患者の主治医として指導医の管理下で診断・手術・術後管理のすべてを実習する他、外来診療を担当させ、外来診療技術を修得させる。
泌尿器科後期基礎過程(卒後4年目):
外来・入院患者の診療を全般にわたって行う他、泌尿器科学の中で関心領域については、より掘り下げた専門的知識を習得させ学会活動をすすめる。
泌尿器科専門過程(卒後5年目):
腹腔鏡下手術を含む内視鏡手術・ミニマム創手術を含む開腹手術の術者を経験させ、専門医として泌尿器科診療全般を網羅した診療技術の修得に努めさせる。
その他:
3年間の研修期間全般にわたって、研修医を含む後輩医師に対する教育・指導(屋根瓦方式)も行わせ、将来指導医となるための修練をつませる。 |
12. |
関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:可能
研修領域の決定:基本的に泌尿器科単一プログラムであるが、短期における他のプログラムの希望が強い場合は、研修責任者が本人と相談して決定する。 |
13. |
共通領域研修について
院内・院外で開催されている関連領域の研修会・勉強会などには積極的に参加することを促す。 |