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診療科(専門領域)
形成外科 |
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コースの概要
2年間の初期臨床研修修了者を対象。 |
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取得資格
・国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)
形成外科専門医取得のための教育関連施設(大阪大学の関連施設)であり、
必須研修期間の4年のうちの2年までをカウントできる。 |
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長期目標 外来診療、手術、検査、病棟業務を通じて、形成外科科診療全般を一人前に行える手技の習得を目指し、形成外科専門医となるための専門知識や診療技術を育む |
5. |
取得手技
通常の形成外科外来診療、手術、検査、病棟業務が一人前に行える手技の習得 |
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研修期間
3年 |
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募集人数 1~2名 |
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診療科の実績 手術件数および3年間の経験目標症例数
手術
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件数
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経験目標件数(3年間)
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頭頚部癌再建
(主に遊離皮弁)
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17
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25
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乳癌術後乳房再建
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18
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35
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体幹・四肢再建
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17
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30
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皮膚腫瘍切除
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70
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100
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眼瞼下垂、眼瞼形成手術
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11
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15
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皮膚潰瘍
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15
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22
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顔面骨折
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12
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15
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他科先同再建手術
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23
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20
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診療科の指導体制 診療科の医師数:常勤1名、非常勤 1名
研修指導に当たる医師の氏名:吉龍澄子
研修指導に当たる医師診療科経験年数:24年 |
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コンセプト
オン・ザ・ジョブ・トレーニングを通じて、形成外科専門医となるための知識や診療技術を身につける指導を行う。 |
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一般目標 日本形成外科学会専門医制度の教育施設実地修練計画書に基づき、下記の研修目標を定めているが、研修を終えた後は臨床的に一人前の形成外科医としてかつ、一般の診療技術を身につけることを目標としている。
形成外科前期基礎過程(卒後3年目):
入院患者の主治医として指導医の管理下で診断・手術・術後管理のすべてを実習する他、外来診療を一部担当させ、外来診療技術を修得させる。
具体的には、形成外科的な皮膚の縫合法、簡単な皮膚腫瘍摘出、植皮、簡単な皮弁手術、腋臭症、多合趾症などである。
形成外科後期基礎過程(卒後4年目以降):
外来・入院患者の診療を全般にわたって行う他、形成外科学の中で関心領域については、より掘り下げた専門的知識を習得させ学会活動をすすめる。
手術としては皮膚悪性腫瘍摘出術、筋皮弁手術、顔面骨折の手術、整容的な植皮、皮弁術、眼瞼手術などである。 |
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関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:状況により可能
研修領域の決定:基本的に形成外科単一プログラムである。 |
13. |
共通領域研修について
院内・院外で開催されている関連領域の研修会・勉強会などには積極的に参加することを促す。 |