職員募集

後期研修プログラム【感染症内科】

 感染症内科コース

1. 診療科(専門領域)
感染症内科
2. コースの概要
初期臨床研修を修了した者を対象。
内科・感染症内科初期プログラムと感染症内科専門プログラムを選択。
3. 取得資格
国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)資格
日本内科学会認定医の取得資格
日本感染症学会認定専門医の取得資格
4. 長期目標
一般内科の知識を習得し、診断治療を的確におこなうことができ、また必要に応じ専門医にコンサルトできる
感染症学の専門知識の習得
感染症の診断・治療を的確に行い遂行できる
HIV感染症/AIDSの診断・治療を的確に行い遂行
院内感染対策を遂行できる。
5. 取得手技
特になし。
6. 研修期間
3年間
7. 募集人数
1名
8. 診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

経験目標症例数(3年間)

HIV感染症/AIDS

100(120~170)

20

不明熱

10(5~10)

5

感染症

10(10~15)

5

 

手術

件数(年間)

経験目標件数(3年間)

CVカテーテル留置

約10件

10

骨髄穿刺

約5件

5

腰椎穿刺

約10件

5

内科・感染症内科の初期プログラムの症例数、手技については別項参照のこと

9. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  9  名、非常勤  2  名
診療科研修の指導にあたる医師:6名
主として研修指導にあたる医師の氏名:上平 朝子  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:22年
8. コンセプト
当院は近畿ブロックのエイズ診療における地方ブロック拠点病院と指定され、東京の国際医療センターのエイズ治療研究開発センターを補完する機能を有し、西日本のサブセンターと位置づけられている。当院での感染症内科プログラムは、感染症、とりわけHIV感染症/AIDSの診断と治療について、専門的な能力を習得することを目的とする。また感染症を有する他科疾患患者の管理についてICDとしてコンサルトができるよう、広い知識と患者を全人的に診ることができる感染症科医となることをめざす
9. 一般目標
HIV感染症/AIDSを含む感染症の診断、治療の技術を習得し、感染症の専門医を目指す。診療上必要なチーム医療を習得し患者さんに全人的医療を提供する。実効のある院内感染対策を遂行できるようにする。抗菌薬の適正使用ができる様になる。
10. 関連領域の研修に関して
施設内での研修 : 可能
施設外との交流研修 : 可能
研修領域の決定 : 本人の意向を研修責任者が聴取し相談にて決定する
11. 共通領域研修について
全内科レクチャー月2回の開催
内科抄読会の開催週1回
職員研修部・臨床検査診断部CPC月1回

 内科、感染症内科初期プログラム

1. 診療科(専門領域)
内科(脳卒中、腎臓、糖尿病、血液、呼吸器)および感染症内科
2. 研修期間
1年
3. 募集人数
1名
4. 短期目標
 
当院における内科系は、内科、消化器内科、循環器内科、感染症内科に分けられ、内科は専門別に脳卒中、腎臓、糖尿病、血液、呼吸器の5科に分かれている。
 本研修プログラムにおいては、6科をそれぞれ2ヶ月ずつまわり、消化器内科、循環器内科を除く広範な内科疾患を対象として、より多くの疾病・症例に接することで、内科全般の知識、診断・治療能力を深める。
以下に例示する。
1) 脳卒中:神経所見や画像検査、脳血管疾患、高血圧
2) 腎臓:水・電解質、酸塩基平衡異常、腎炎、腎不全、ネフローゼ、透析療法
3) 糖尿病:診断・治療・患者教育
4) 糖尿病以外の代謝・内分泌疾患:ホルモン機能検査、各種ホルモン・代謝異常症、メタボリック症候群、
5) 血液:貧血・白血病・悪性リンパ腫の診断・治療
6) 呼吸器:肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などの診断・治療
7) 感染症内科:各種感染症の診断・治療
5. 取得手技
特になし。
6. 診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(1年間)

脳循環障害・高血圧症

200

10

腎臓病

200

10

糖尿病

200

10

糖尿病以外の代謝・内分泌疾患

50

血液疾患

150

呼吸器疾患

200

10

免疫・感染症

150

 

手術

件数(年間)

目標件数(1年間)

鎖骨下穿刺

**

骨髄穿刺

**

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  9  名、非常勤  2  名
診療科研修の指導にあたる医師:6名
主として研修指導にあたる医師の氏名:上平 朝子  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:22年
8. コンセプト
 
当院における内科系は、内科、消化器内科、循環器内科、感染症内科に分けられ、内科は専門別に脳卒中、腎臓、糖尿病、血液、呼吸器の5科に分かれている。
 本研修プログラムにおいては、消化器内科、循環器内科を除く広範な内科疾患を対象として、より多くの疾病・症例に接することで、内科全般の知識、診断・治療能力を深めることにある。
 また当該疾患を有する他科疾患患者の管理についてコンサルトができるよう、広い知識と患者を全人的に診ることができる内科医となることをめざす。
9. 共通領域研修について
全内科レクチャー月2回の開催
内科抄読会の開催週1回
職員研修部・臨床検査診断部CPC月1回

 感染症内科専門プログラム

1. 診療科(専門領域)
感染症内科
2. 研修期間
2年
3. 募集人数
1名
4. 短期目標
次の基本的項目を到達目標とする。
A.感染症の診断と治療ができる。
 a.発熱の原因を鑑別診断できる。
 b.感染症の診断と評価のため適切な検査計画を立案できる。
 c. 適切な治療計画を立案し、適切な抗菌薬を選択し治療できる。
 d. 呼吸器感染症の診断と治療ができる
 e.消化器感染症の診断と治療ができる。
 f.尿路感染症の診断と治療ができる。
 g.中枢神経感染症の診断と治療ができる。
 h.抗菌薬を適正に使用できる。(投与量、投与経路、投与間隔、TDM、副作用など)
 i.法的届け出も行える。
 j. 必要時保健所等との連携ができる。
B.HIV感染症/AIDSの診断と治療ができる。
 a.HIV感染症の診断と告知ができる。
 b.日和見感染症等の診断ができる。
 c.日和見感染症等の治療計画を立案し治療できる。
 d.日和見感染症の一次、二次予防を計画し、実施できる。
 e.抗HIV療法を適切に開始できる。
 f.抗HIV剤を適切に選択でき、服薬指導ができる。
 g.チーム医療が行える。
C.院内感染対策に参画できる。
 a.感染症例の情報収集ができる。
 b.サーベイランスに参加し、情報収集、整理、分析ができる。
 c.院外からの感染情報を整理して院内に適切に通知できる。
 d.ラウンド、感染対策小委員会に参加し適切な意見を言える。
 e.ワクチンプログラムを実施できる。
 f.院内講演会などを企画、実施できる。
 g.感染対策メンバー、リンクナースなどと意見交換し院内感染対策を有効に実施する。
 h. 抗菌薬選択等の感染症の診断、治療で適切にコンサルトできる。
 i. 院内感染の危機状況に適切な対応ができる。
 j. 新たな院内感染対策が必要な部署に介入でき、その評価ができる。
5. 取得手技
特になし。
6. 診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(2年間)

HIV感染症/AIDS

100(120~170)

20

不明熱

10(5~10)

5

感染症

10(10~15)

5

 

手術

件数(年間)

目標件数(2年間)

CVカテーテル留置

約10件

10

骨髄穿刺

約5件

5

腰椎穿刺

約10件

5

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  9  名、非常勤  2  名
診療科研修の指導にあたる医師:6名
主として研修指導にあたる医師の氏名:上平 朝子  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:22年

感染症内科 抄読会 週1回
感染症内科 病棟カンファレンス 週1回
感染症内科 外来カンファレンス 週1回

8. コンセプト
 当院での感染症内科プログラムは、感染症、とりわけHIV感染症/AIDSの診断と治療について、専門的な能力を習得することを目的とする。また感染症を有する他科疾患患者の管理についてICDとしてコンサルトができるよう、広い知識と患者を全人的に診ることができる感染症科医となることをめざす。
9. 共通領域研修について
全内科レクチャー月2回の開催
内科抄読会の開催週1回
職員研修部・臨床検査診断部CPC月1回