職員募集

後期研修プログラム【脳神経外科】

 脳神経外科5年コース

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. コースの概要
・2年間の初期臨床研修修了者を対象
 ①5年コース(日本脳神経外科学会専門医取得および専門領域コース);将来脳神経外科を専門
 にしようとする医師が対象;基本手技、脳腫瘍、血管障害などを修得する3年間の基本コースを修
 了後、さらに専門領域を確定するための準備期間を2年間設けたものである。専門領域としては脳
 腫瘍、脳血管障害、小児脳神経外科がある。
3. 取得資格
国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)、(Ⅱ)
日本脳神経外科学会専門医
4. 長期目標
脳神経外科専門医としての基本的知識、技術を確立し、さらに専門領域を確定するための準備をする。
5. 取得手技
脳神経外科患者の診察、診断、手術適応、治療方針の決定、術後管理
脳神経外科手術の基本手技(マイナー手術の術者としての確立、メジャー手術の助手)、脳血管造影や各種検査の方法、手技、血管内手術の基本、小児脳神経外科の基本
さらに、臨床の観察眼を養い、深みを増させるために、免疫療法や再生医療に関連した分子生物学の基礎の習得を勧めている。
6. 研修期間
5年
7. 募集人数
脳神経外科全体で4名

8.

 

診療科の実績と経験目標症例数
実績
手術件数は年々増加している。政策医療を担う当院の近畿がんセンター、近畿循環器病センター、救命救急センターの脳外科部門として、脳腫瘍(脊椎脊髄腫瘍および定位放射線治療を含む)、脳血管障害(脳血管内治療を含む)、頭部外傷が充実している。さらに小児脳神経外科疾患も豊富であり、脳神経外科専門医受験資格に必要とされる疾患を経験するに余りある症例数と多彩さを誇っている。

症例数と手術件数の調査年度

 

主要疾患

経験目標症例数(5年間)

主要疾患

経験目標症例数(5年間)

小児水頭症

3

下垂体腺腫

5

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

2

転移性脳腫瘍

20

小児脳腫瘍

2

くも膜下出血

4

小児頭部外傷

2

未破裂脳動脈瘤

4

神経膠腫

10

脳内出血

4

髄膜腫

5

もやもや病

2

神経鞘腫

5

頚動脈狭窄

3

脳血管造影検査

50

頭部外傷

10

 

手術

経験目標件数(5年間)

手術

経験目標件数(5年間)

小児水頭症

3

その他(小児)

2

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

3

神経膠腫

10

小児脳腫瘍手術

2

髄膜腫

5

小児外傷手術

2

神経鞘腫

5

下垂体腺腫

5

転移性脳腫瘍

20

脳動脈瘤(クリッピング)

3

血管内手術-(CEA(頚動脈血栓剥離術))

4

血管吻合術

2

脳内出血(開頭血腫除去術)

3

血管内手術-(脳動脈瘤コイル塞栓術)

4

血管内手術-(頚動脈STENT留置術)

3

血管内手術-(AVM塞栓術)

1

血管内手術-(dAVF)

1

血管内手術-(脳腫瘍塞栓術、動注化学療法)

4

血管内手術-(血栓溶解療法)

2

慢性硬膜下血腫穿頭術

10

成人水頭症手術

10

脳室ドレナージ手術

10

頭部外傷手術(外減圧、血腫除去など)

10

9. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  6  名、非常勤  3  名
診療科研修の指導にあたる医師:5:名
主として研修指導にあたる医師の氏名:中島伸
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:27年

10.

 

コンセプト
脳神経外科専門医として基本的知識、技術を獲得した医師を育成。さらに専門領域を選択し、より深く脳神経外科疾患に関わり、専門領域を確定する準備をする。
11. 一般目標
脳神経外科の将来の専門家を育成する
12. 関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:可能
研修領域の決定:国立成育医療センター脳神経外科(小児)
国立がんセンター脳神経外科(悪性脳腫瘍)
大阪大学脳神経外科(てんかん、脊椎)
13. 共通領域研修について
当院では、研修困難なてんかん外科や脊椎外科は大阪大学において研修を行う。
小児や悪性脳腫瘍の専門性の高い治療を研修希望の場合は、3ヶ月程度の関連施設(上記)での研修が可能である。
14. 詳細
脳腫瘍、脳血管障害、小児の各プログラムをまんべんなく履修する。同時に2つのプログラムの履修は可能外傷、その他(感染症など)は各プログラムに関わらず経験が必要。脊髄変成疾患(脊椎症など)、てんかんの外科については関連施設(大阪大学等)において履修が必要である。

 脳神経外科3年コース

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. コースの概要
・2年間の初期臨床研修修了者を対象
①3年コース(日本脳神経外科学会専門医取得コース);将来脳神経外科を専門にしようとする医師
 が対象;基本手技、脳腫瘍、血管障害などを基本とし、各プログラムを選択し、3年のコースを設定
 する。(添付資料参照)
3. 取得資格
国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)
日本脳神経外科学会専門医(受験資格:卒後6年以上、脳外科学会入会後4年以上
4. 長期目標
脳神経外科専門医としての基本的知識、技術を確立する。
5. 取得手技
脳神経外科患者の診察、診断、手術適応、治療方針の決定、術後管理
脳神経外科手術の基本手技(マイナー手術の術者としての確立、メジャー手術の助手)、脳血管造影や各種検査の方法、手技、血管内手術の基本、小児脳神経外科の基本
さらに、臨床の観察眼を養い、深みを増させるために、免疫療法や再生医療に関連した分子生物学の基礎の習得を勧めている。
6. 研修期間
3年
7. 募集人数
脳神経外科専修医として3年間で4名

8.

 

診療科の実績と経験目標症例数
実績
手術件数は年々増加している。政策医療を担う当院の近畿がんセンター、近畿循環器病センター、救命救急センターの脳外科部門として、脳腫瘍(脊椎脊髄腫瘍および定位放射線治療を含む)、脳血管障害(脳血管内治療を含む)、頭部外傷が充実している。さらに小児脳神経外科疾患も豊富であり、脳神経外科専門医受験資格に必要とされる疾患を経験するに余りある症例数と多彩さを誇っている。

症例数と手術件数の調査年度

 

主要疾患

経験目標症例数(3年間)

主要疾患

経験目標症例数(3年間)

小児水頭症

2

下垂体腺腫

2

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

1

転移性脳腫瘍

10

小児脳腫瘍

1

くも膜下出血

2

小児頭部外傷

1

未破裂脳動脈瘤

2

神経膠腫

5

脳内出血

2

髄膜腫

3

もやもや病

1

神経鞘腫

3

頚動脈狭窄

2

脳血管造影検査

20

頭部外傷

5

 

手術

経験目標件数(3年間)

手術

経験目標件数(5年間)

小児水頭症

2

その他(小児)

1

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

2

神経膠腫

5

小児脳腫瘍手術

1

髄膜腫

3

小児外傷手術

1

神経鞘腫

3

下垂体腺腫

2

転移性脳腫瘍

10

脳動脈瘤(クリッピング)

2

血管内手術-(CEA(頚動脈血栓剥離術))

2

血管吻合術

1

脳内出血(開頭血腫除去術)

2

血管内手術-(脳動脈瘤コイル塞栓術)

2

血管内手術-(頚動脈STENT留置術)

2

血管内手術-(AVM塞栓術)

0

血管内手術-(dAVF)

0

血管内手術-(脳腫瘍塞栓術、動注化学療法)

2

血管内手術-(血栓溶解療法)

1

慢性硬膜下血腫穿頭術

5

成人水頭症手術

5

脳室ドレナージ手術

5

頭部外傷手術(外減圧、血腫除去など)

5

9. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  6  名、非常勤  3  名
診療科研修の指導にあたる医師:5:名
主として研修指導にあたる医師の氏名:中島伸  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:27年

10.

 

コンセプト
脳神経外科専門医として基本的知識、技術を獲得した医師を育成。
3年間で専門医受験資格を充たすのを最低限とする症例経験、学会発表を経験させる。
11. 一般目標
脳神経外科の将来の専門家を育成する
12. 関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:可能
研修領域の決定:国立成育医療センター脳神経外科(小児)
国立がんセンター脳神経外科(悪性脳腫瘍)
大阪大学脳神経外科(てんかん、脊椎)
13. 共通領域研修について
 
当院では、研修困難なてんかん外科や脊椎外科は大阪大学において研修を行う。
小児や悪性脳腫瘍の専門性の高い治療を研修希望の場合は、3ヶ月程度の関連施設(上記)での研修が可能である。
14. 詳細
 
脳腫瘍、脳血管障害、小児の各プログラムを満遍なく履修する。同時に2つのプログラムの履修は可能外傷、その他(感染症など)は各プログラムに関わらず経験が必要。脊髄変成疾患(脊椎症など)、てんかんの外科については関連施設(大阪大学等)において履修が必要である。

 脳神経外科研修概要

  
 
専門医コースA
専門医コースB
専門医長期コース
1年目
     
     
2年目
     
     
     
     
3年目
他院研修
他院研修
他院研修
他院研修
他院研修
他院研修
4年目
     
     
5年目
     
     

脳血管障害  
脳腫瘍・病理  
小児脳神経外科  
他院研修(大阪大学)  
分子生物学  
選択  

 脳卒中・高血圧内科専門プログラム

1. 診療科(専門領域)
脳卒中・高血圧内科
2. 研修期間
3年
3. 募集人数
1-2名/3年間(3年間に2名)
4. 短期目標
次の基本的項目を到達目標とする。
A. 脳卒中の診断と治療
a. 病歴の聴取を行い、一般理学所見、神経学的所見をまとめ、発表する
b. CT・MRI・シンチ・エコーなどの検査を計画し、その結果を理解する
d. 脳卒中急性期に対し、臨床病型に応じて治療計画をたてる
e. 塞栓症(心原性脳塞栓症)の原因となる心疾患に対する理解と対応方法を学ぶ
f. 脳卒中リハビリテーションに対して理解し実施開始時期を決める
f. 頚部血管エコー検査、経食道心エコー検査、脳血流シンチ検査、脳血管造影検査 などの検査法を習得する
B. 高血圧の診断と治療
a. 二次性高血圧鑑別および高血圧臓器障害評価方法を習得する
b. 適正な降圧治療法を行う
C. 一般内科疾患の診断と治療
a.一般内科疾患全般の診断・治療を通じて適切に対応ができる。
5. 短期取得手技
頚部血管エコー検査
経食道心エコー検査
脳血流シンチ検査 脳血管造影検査(脳神経外科とともに行う)
6. 診療科の実績と経験目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(36ヶ月間)

脳梗塞急性期

180

180

脳出血

高血圧

30

30

めまいなどの他の一般内科疾患

200

40

 

 

 

 

 

 

7.

 

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤   3名、非常勤   1~2名
診療科研修の指導にあたる医師:3名
主として研修指導にあたる医師の氏名:多賀谷 昌史
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:17年

8.

 

コンセプト
当医療センターにおける脳卒中・高血圧内科プログラムは、脳卒中急性期や高血圧の診療および関連疾患の病態把握や検査、治療について、専門的な能力を習得することを目的とする。また脳血管疾患を有する他科疾患患者の管理についてコンサルトができるよう、広い知識と患者を全人的に診ることができる脳卒中専門医となることをめざす。内科疾患に広く接することで、内科全般の知識、診断、技能を高め、日本内科学会認定医の資格取得を目指すことも兼ねる。
9. 共通領域研修について
脳外科、放射線科、内科脳卒中グループ合同カンファレンス月1回
リハビリテーションカンファレンス月2回
教育研修部・病理診断部CPC月1回
Cancer Board月1回

 脳腫瘍・病理プログラム

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. 研修期間
基本過程;6ヶ月
3. 募集人数
同時期に2名まで
4. 短期目標
脳神経外科専門医としての基本的知識を確立する。
5. 短期取得手技
脳腫瘍患者の診察、診断、手術適応、治療方針の決定
脳腫瘍の脳神経外科手術の基本(開頭術の助手)。
ナビゲーションシステムや神経内視鏡などの新規手術機器の操作助手の基本の習得
補助療法の放射線治療、化学療法、免疫療法を指示できるようになる。
定位放射線治療用フレームの装着
定位脳生検術手技の習得
脳腫瘍病理診断の基本の習得
新規免疫療法(活性化自己リンパ球療法、樹状細胞療法)について知識を深める。
免疫療法は当院臨床研修部で作成しており、実際に見学可能であり、希望すれば3ヶ月間の分子生物学プログラムにおいて遺伝子検索を含め実際の手技も経験可能である。
6. 診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(6ヶ月間)

神経膠腫

20

髄膜腫

15

神経鞘腫

10

下垂体腺腫

8

転移性脳腫瘍

30

 

手術

件数(年間)

目標件数(6ヶ月間)

神経膠腫

9

髄膜腫

12

神経鞘腫

5

下垂体腺腫

5

転移性脳腫瘍

17

7.

 

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤   6名、非常勤   3名
診療科研修の指導にあたる医師:5名
主として研修指導にあたる医師の氏名:森内秀祐           
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:22年

8.

 

コンセプト
脳腫瘍の診断、治療の基本を習得すること。脳神経外科の基本的手技の習得。専門医としての基本的知識の充実を図る。さらに高齢化や癌治療の進歩により増加しつつある悪性脳腫瘍患者の集学的治療、メンタルサポート、緩和ケアなどのトータルな悪性腫瘍患者の治療を経験する。また、当院で行っている新規免疫療法(活性化自己リンパ球療法、樹状細胞療法)についても理解を深め、最先端治療を経験する。
9. 共通領域研修について
JCOBなど全国的研究を経験するため、国立がんセンターへの研修が可能である。他院研修先の大阪大学ではWT1に対する免疫療法が行われており、1年間の脊椎、てんかんの研修中に経験可能である。

 分子神経生物学研修プログラム

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. 研修期間
基本過程;2ヶ月
3. 募集人数
同一時期に1名
4. 短期目標
最先端医学知識の活用ができる脳神経外科専門医をめざす。新規免疫療法として活性化自己リンパ球療法および樹状細胞療法を実地臨床で提供しており、実際に助手として細胞調整に参加してもらう。さらに悪性グリオーマの遺伝子検索も行っており、助手として研究に参加し、手技を習得し、知識を身につけてもらう。さらに再生医療研究として、胎盤および臍帯血細胞などから各種幹細胞を分離・作成して医学応用する技術開発研究も盛んであり、参加可能である。
5. 短期取得手技
基礎医学知識:神経生物学、神経発生学、分子遺伝学、細胞生物学、生化学、病理学
分子生物学的技術:遺伝子解析手法(PCR,DNAシークエンス法)、
細胞培養手法
病理診断法(免疫染色法、顕微鏡使用法)
バイオインフォマティクス知識:各種データーベース使用法(Genbank,OMIM等)

6.

 

診療科の指導体制
診療科医師数:常勤   6名、非常勤   3名
診療科研修の指導にあたる医師:5名
主として研修指導にあたる医師の氏名:金村米博            
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:15年

7.

 

コンセプト
「21世紀に入り、脳神経外科領域にも新しい技術、学問を取り入れた先進的診療が始まりつつあります。そのなかでも特に分子生物学的手法を応用した診断技術は一般的な臨床技術として確立されつつあり、今後、現場の医師もそれらに関係した知識と技術を有することが要求される時代になります。本コースでは、現在および将来、脳神経外科領域への応用が考えられる分子神経生物学の基本的知識と取得し、分子レベルで病態を理解できる脳神経外科専門医の育成を目指す。
これら、基礎研究における観察眼は臨床においても、重要なものであり、より良い観察眼を持った臨床医となる修練となるものと思われる。
8. 共通領域研修について

 脳血管障害プログラム

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. 研修期間
基本過程;6ヶ月
3. 募集人数
同時期に2名まで
4. 短期目標
・脳血管障害急性期(クモ膜下出血、脳内出血、脳梗塞など)について、初期治療と診断を行い、個々の症例に適した治療法を判断する。また、基本的治療は自分で行い、高度な治療については補助を行える。
・脳血管障害の予防(1次、2次)に関して、個々の症例に対して根拠に基づいた治療方針を立てることができるようになる。
・脳血管障害に合併しやすい意識障害、呼吸不全、肺炎、嚥下障害、痙攣発作、高血圧、糖尿病、リハビリテーションなどについても、根拠に基づいた適切な診療を行うことができるようになる。
・脳神経外科専門医として、脳血管撮影の手技を獲得する。
・脳血管内手術の助手を行える技能を身につける。
5. 短期取得手技
[術者]脳室ドレナージ術
[補助]脳動脈瘤クリッピング術、開頭血腫除去術、血栓溶解術、頸動脈血栓内膜剥離術、頭蓋外内血管吻合術
脳血管撮影の手技・読影の基礎・
脳血管内手術の助手

6.

 

診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度
 

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(6ヶ月間)

くも膜下出血

25

未破裂脳動脈瘤

20

脳内出血

30

もやもや病

4

1

頚動脈狭窄

20

 

手術

件数(年間)

目標件数(6ヶ月間)

脳動脈瘤

35

 

(クリッピング)

21

(コイル)※

14

頚動脈狭窄

11

 

(CEA(頚動脈血栓内剥離術))

2

1

(ステント)※

9

血管吻合術

3

1

脳内出血(開頭血腫除去術)

5

3

(※→血管内手術)

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(6ヶ月間)

脳血管造影検査

300

50

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  6  名、非常勤  6  名
診療科研修の指導にあたる医師:5:名
主として研修指導にあたる医師の氏名:山中一功  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:18年

8.

 

コンセプト
・3大成人病の1つである脳血管障害については、脳神経外科を専門とする者だけでなく、他領域の医師にとっても重要なテーマとなり得る。特に急性期脳卒中は、いかなる時・場所においても患者の発生に遭遇する可能性がある。
・急性期脳血管障害あるいは脳血管障害の予防に関しては、1例1例について根拠に基づいた最善の診療を提供する努力を行い、その中で日々の診療に本当に必要な知識や手技を習得する。
・脳血管障害症例は、同時に数多くの疾患を合併するという特徴を持つ。これら周辺疾患(意識障害、呼吸不全、肺炎、嚥下障害、痙攣発作、高血圧、糖尿病、リハビリテーション)についても幅広い知識と役に立つ治療技術を習得する。
9. 共通領域研修について
・脳血管障害のうち脳梗塞については、内科との症例検討など、協力した診療体制をとる

 小児脳神経外科

1. 診療科(専門領域)
脳神経外科
2. 研修期間
基本コース;6ヶ月
3. 募集人数
同時期に1名のみ
4. 短期目標
脳神経外科専門医としての基本的経験を行う。
5. 短期取得手技
小児脳神経外科患者の診察、診断、手術適応、治療方針の決定
小児脳神経外科手術の基本(脳室腹腔シャント術の術者、小児の開頭術や脊髄手術の助手)

6.

 

診療科の実績と目標症例数
症例数と手術件数の調査年度

主要疾患

入院数(年間)

目標症例数(6ヶ月間)

小児水頭症

30

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

10

小児脳腫瘍

10

小児頭部外傷

15

 

 

手術

件数(年間)

目標件数(6ヶ月間)

小児水頭症

20

脊髄脂肪腫、脊髄髄膜瘤

10

2

小児脳腫瘍

5

小児頭部外傷

5

その他

10

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤  6  名、非常勤  3  名
診療科研修の指導にあたる医師:5:名
主として研修指導にあたる医師の氏名:埜中正博  
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:16年

8.

 

コンセプト
小児脳神経外科の苦手意識を払拭することを基本とし、脳神経外科専門医としての専門的知識の習得を目標に行う。
9. 共通領域研修について
成育医療センターへの研修が可能である。