職員募集

後期研修プログラム【心臓血管外科】

心臓血管外科コース

1. 診療科(専門領域)
心臓血管外科

2.

コースの概要
患者によりよい医療を提供し、国民に信頼され、健康・福祉の増進に寄与する心臓血管外科専門医の育成を目標としている。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心臓弁膜症、心房中隔欠損症や心室中隔欠損症などの成人先天性心疾患、不整脈、心臓腫瘍、急性大動脈解離や大動脈瘤などの大動脈疾患、閉塞性動脈硬化症や急性動脈閉塞症などの末梢血管疾患に対する外科治療を通じて、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医取得のために必要な術前、術後管理、手術手技などの臨床修練と学術活動を行う。また、同心臓血管外科専門医取得のためには日本外科学会外科専門医の取得と7年以上の卒後修練期間(内、当院のような認定修練施設での修練が3年以上必要)が前提となるために、①初期研修修了後に引き続き当専修コースを選択した場合には、心臓血管外科専門医修練の蓄積と平行して日本外科学会外科専門医獲得を目指すことになり、当専修コース修了後、当科での継続勤務や関連大学やその関連修練施設で心臓血管外科専門医を取得する、②外科専門医取得後当科専修コースを選択した場合には、当科専修コース修了後に心臓血管外科専門医を取得すること、になる。
3. 取得資格
①国立病院機構における診療認定医(Ⅰ)
②日本外科学会外科専門医:心臓血管外科領域以外については、当院外科、等との連携で修練を行う。
③心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医
4.

長期目標
心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医の取得

5.

取得手技
心臓血管外科医として必要な手術手技を修得し、術前術後管理、病棟管理の実際を修得する。
手術手技については、本人の修練状況に応じて、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医認定基準にある基本的手術手技や手術難易度(A)、(B)、(C)と順次難易度の高い手術を経験し、必要手術症例数を蓄積していく。
6. 研修期間
3年
7. 募集人数
1名
8. 診療科の実績と経験目標症例数
症例数と手術件数の調査年度

主要疾患

入院数(年間)

経験目標症例数( 3年間)

虚血性心疾患

55

100

弁膜症

60

120

先天性心疾患

5

10

不整脈・心臓腫瘍

10

20

大動脈疾患

50

100

末梢血管

60

120

手術

件数(年間)

経験目標件数( 3年間)

冠動脈バイパス術

50

100

弁置換術

40

80

弁形成術

20

40

心房中隔欠損閉鎖術

5

10

胸部大動脈人工血管置換術

20

40

腹部大動脈人工血管置換術

25

50

大動脈ステントグラフト内挿術

5

10

末梢血管手術

60

120

9. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤 4 名、非常勤   0 名
診療科研修の指導にあたる医師:4名
主として研修指導にあたる医師の氏名:高橋俊樹    
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:26年
10. コンセプト
日常臨床業務を通じて、外科専門医、心臓血管外科専門医となるための知識や技量を修得させるための指導を行う。心臓血管外科はまさにチーム医療であり、高度な診療レベルを維持するためには円滑かつ綿密な共同協調作業が不可欠である。良好な手術成績の確保は勿論のこと、術後の生活の質の向上維持も目指す有能な心臓血管外科医となり、将来チーム医療を主宰できるように可能な限りの情報と修練の機会を提供する。また、関連学会や研究会に積極的に参加し、情報発信ができるように指導する。
11. 一般目標
①医の倫理に基づいた適切な態度と習慣を身につける:指導スタッフや担当看護師とともに患者及びその家族に対する病状、手術説明を行い、外科医としての立場ばかりでなく、看護や医療・看護を受ける患者の立場に立った認識を欠かさす、常にチームワークを考慮した治療を行う。また、重症時や緊急時ばかりでなく、症状の安定した時期にも定期的な回診を毎日行い、病状把握ばかりでなく、闘病という特殊な状況下にある患者の心理や心情を理解できるように心がける。②医療安全管理セーフテイマネジメントの研修:日本心臓血管外科学会や日本胸部外科学会などで主催される安全講習会は勿論のこと、院内の医療安全委員会主催の定期的な講演会には必ず出席し、外科学会雑誌や医師会雑誌などで紹介される医療訴訟の事例についても定期的に科内の抄読会で取り上げ、臨床例でのセーフテイマネジメントの問題点を研修し、その予防法・対策についても考察する。③生涯学習を行う方略の基本の習得と実行:術前術後の症例検討に加えて、定期的抄読会にて主要な循環器領域や心臓血管外科領域の論文、教科書を熟読する。また、学会での症例報告・臨床研究発表を自ら行うことにより、最新の臨床情報を吸収するばかりでなく、症例や臨床テーマの検証や考察を通じて今後の診療レベルの向上を図る。④医療経済・保険についての研修:担当患者の入院病名、手術術式の入力や病状詳記をスタッフ医師と行い、保健医療に携わっていることを常時認識するようにする。また、病院からの定期的な経営状態報告を検証し、医療経済的観点からみた当科の診療状況を再認識する。
12. 関連領域の研修に関して
施設内での研修:可能
施設外との交流研修:可能
13. 共通領域研修について
院内の各種委員会や各部主催の定期的な講演会(感染症対策、栄養管理、医療安全管理、医療経済、等)には研修医対象のものであっても必ず出席する。また、症例報告を中心とした学術活動を積極的に行い、症例を通じて最新の臨床知見の獲得とacademic mindの育成を行う。

心臓血管外科専修プログラム

1. 診療科(専門領域)
心臓血管外科

2.

研修期間
3年
3. 募集人数
1名
4. 短期目標
患者によりよい医療を提供し、国民に信頼され、健康・福祉の増進に寄与する心臓血管外科専門医の育成を目標としている。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心臓弁膜症、心房中隔欠損症や心室中隔欠損症などの成人先天性心疾患、不整脈、心臓腫瘍、急性大動脈解離や大動脈瘤などの大動脈疾患、閉塞性動脈硬化症や急性動脈閉塞症などの末梢血管疾患に対する外科治療を通じて、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医取得のために必要な術前、術後管理、手術手技などの臨床修練を行う。また、同心臓血管外科専門医取得のためには日本外科学会外科専門医の取得と7年以上の卒後修練期間(内、当院のような認定修練施設での修練が3年以上必要)が前提となるために、①初期研修修了後に引き続き当専修コースを選択した場合には、心臓血管外科専門医修練の蓄積と平行して日本外科学会外科専門医獲得を目指すことになり、当専修コース修了後、当科での継続勤務や大阪大学やその関連修練施設で心臓血管外科専門医を取得する。②外科専門医取得後当科専修コースを選択した場合には、当科専修コース修了後に心臓血管外科専門医を取得することになる。

5.

短期取得手技
心臓血管外科医として必要な手術手技を修得し、術前術後管理、病棟管理の実際を修得する。
手術手技については、本人の修練状況に応じて、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医認定基準にある基本的手術手技や手術難易度(A)、(B)、(C)と順次難易度の高い手術を経験し、必要手術症例数を蓄積していく。
6. 診療科の実績と経験目標症例数
症例数と手術件数の調査年度

主要疾患

入院数(年間)

経験目標症例数( 3年間)

虚血性心疾患

55

100

弁膜症

60

120

先天性心疾患

5

10

不整脈・心臓腫瘍

10

20

大動脈疾患

50

100

末梢血管

60

120

手術

件数(年間)

経験目標件数( 3年間)

冠動脈バイパス術

50

100

弁置換術

40

80

弁形成術

20

40

心房中隔欠損閉鎖術

5

10

胸部大動脈人工血管置換術

20

40

腹部大動脈人工血管置換術

25

50

大動脈ステントグラフト内挿術

5

10

末梢血管手術

60

120

7. 診療科の指導体制
診療科医師数:常勤 4 名、非常勤   0 名
診療科研修の指導にあたる医師:4名
主として研修指導にあたる医師の氏名:高橋俊樹    
主として研修指導にあたる医師の診療科経験年数:年
8. コンセプト
日常臨床業務を通じて、外科専門医、心臓血管外科専門医となるための知識や技量を修得させるための指導を行う。心臓血管外科はまさにチーム医療であり、高度な診療レベルを維持するためには円滑かつ綿密な共同協調作業が不可欠である。良好な手術成績の確保は勿論のこと、術後の生活の質の向上維持も目指す有能な心臓血管外科医となり、将来チーム医療を主宰できるように可能な限りの情報と修練の機会を提供する。また、関連学会や研究会に積極的に参加し、情報発信ができるように指導する。
9. 共通領域研修について
院内の各種委員会や各部主催の定期的な講演会(感染症対策、栄養管理、医療安全管理、医療経済、等)には研修医対象のものであっても必ず出席する。また、症例報告を中心とした学術活動を積極的に行い、症例を通じて最新の臨床知見の獲得とacademic mindの育成を行う。