乳腺外科科長あいさつ
当院での特徴をいかして治療を進めていきましょう
当院乳腺外科では手術での入院期間を短縮できるように工夫しております。一般的に入院期間が長い乳房全摘術を受けられる方も、乳房部分切除の方とほぼ同じ日数での退院が可能となってきました。乳房再建に関しても形成外科との連携により可能ですのでご相談ください。
遺伝性乳癌と分かった方のご親族で、HBOCと診断された乳がん未発症の方に対して、当院では乳房の予防的切除ができるようにしています。また遺伝性に関することは認定遺伝カウンセラー®から適切な情報提供を行えるサポート体制をとっています。
薬物治療に関して当科は国際共同治験にも参加しております。今後世界的な承認を目指している治療を受けられるチャンスがありますので、より幅広い治療選択をおこなうことができます。
乳腺外科科長 八十島 宏行