診療科・部門

臨床検査科・病理診断科

臨床検査科

当センターの臨床検査科は、2階・3階に配置されており、大きく5部門に分かれています。

二階には、外来に来られた患者の皆様の血液検査や尿検査を受け付ける「外来採血室」が配置されています。 その奥には「外来尿検査室」があり、尿中に排泄される糖やタンパク、尿沈渣などの検査を実施し、迅速に報告しています。

そして、採血を終えられた患者の方々が引き続き心電図、超音波検査などの検査をお受けいただく場合には、同じ二階のフロア- に「生理機能検査室」が配置さています。

採取された血液検体等は、効率よく配置された三階検査科フロアーの「総合検査室」に運ばれます。 ここでは、迅速性を求められる診察前至急検査や、緊急搬送された患者の方々の緊急検査にも対応しております。 最新の医療検査機器を導入し、種々の生化学検査、免疫・感染症検査、血液中の赤血球数や白血球数などを調べる血液検査を実施しています。 さらに、「輸血管理室」があり、安全かつ適正な輸血が実施されるよう、輸血検査を行うとともに各種血液製剤の管理も行っています。

「病理検査室」では、細胞診や手術時に提出された材料から病理検査標本が作製され、病理診断医による組織・細胞の形態学的診断が行なわれています。 また、

「微生物検査室」では、感染症の病因となっている細菌や真菌、ウイルスなどの病原体を検査しています。 これらの感染情報は院内感染対策にも生かされています。

各検査室では、経験・知識豊かな臨床検査技師が、最新の医療機器を駆使し、検査業務に携わっています。 臨床検査データの迅速な報告とともに、正確さと信頼性の向上に努めるため精度管理を実施しています。また、各種勉強会や研究発表会にも積極的に参加し、日々研鑽に努めています。

私たち臨床検査技師は、政策医療を担う大阪医療センターの一員として、最高の医療技術を患者の皆様にご提供いたします!