診療科・部門

麻酔科

科長あいさつ Greeting from Director of Department of Anesthesiology

科長あいさつ

大阪医療センターは、大阪府の中核病院のひとつとして、年間約3000~3500例の手術麻酔管理を行っております。

手術診療科としては、ほぼほぼ全科が集い、その手術内容も多岐に渡っています。その一例一例に対して、安全かつ質の高い麻酔管理が遂行できますよう、症例検討カンファレンスを日々行い、個々に応じた麻酔法や麻酔薬、術後鎮痛法などを選択できるシステムを組んでおります。

医療技術や医学知識はもちろんですが、人間性を重視し、各手術診療科と綿密にコミュニケーションをとり、また看護師、臨床工学士などの多職種医療従事者と円滑に連携をはかり、全手術症例に対し、それに関わる全員でチーム医療を展開することに重きを置き、日々の診療に取り組んでおります。

昨今の医療技術環境の進歩は著しく、時代の変遷とともに麻酔科領域においても、患者様に常に最良の医療を提供できますよう、今後も邁進してまいります。

大阪医療センター麻酔科科長 渋谷博美

大阪医療センター麻酔科について About Us

大阪医療センター麻酔科について

大阪医療センターは、社団法人日本麻酔科学会が認定する麻酔科認定病院です。
当センター麻酔科のスタッフは、日本麻酔科学会が認定する麻酔科指導医・専門医・認定医(いずれも厚生労働省が許可する麻酔科標榜医でもあります)を中心とする常勤医10名と、専攻医5名で構成され、年間約3000~3500例の周術期麻酔管理をおこなっています(令和元年9月現在)。

また、当センターは研修指定病院として、専攻医や初期臨床研修医の研修を積極的に受け入れていますが、同時に、麻酔科標榜医である常勤スタッフがman-to-man で研修医を指導する体制を確立することにより、患者様第一の姿勢を貫いています。

私たち麻酔科医は、安全で質の高い麻酔管理の提供と、ストレスの少ない術後の回復を目標に掲げています。

その目標を実現するために、手術前から外科と綿密な検討を重ね、術前評価や麻酔管理計画を重要視し、術中麻酔管理だけでなく、術後疼痛管理の充実にも力を注いでいます。そして、私たち麻酔科医は、患者様の手術中の安全を守るとともに、手術後の速やかで快適な回復につながる麻酔管理を、絶えず心がけています。

その大前提として、非常に短時間ではありますが、不安を抱えておられる患者様や家族の方々とお話して、十分に納得していただくことが、きわめて重要であると考えています。

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