人工関節センター
人工関節センターの概要
センターの概要
当センターでは、長年にわたり股関節・膝関節の疾患に対して専門的な診療を行い、科学的根拠に基づいた質の高い人工関節治療を提供してきました。
股関節においては、変形性股関節症・大腿骨頭壊死・関節リウマチなどの成人疾患を対象に、人工股関節置換術(THA)を実施しており、2012年からはナビゲーションシステムを導入し、正確なインプラント設置を追求してきました。近年はロボット支援手術も取り入れ、より安全で再現性の高い治療が可能となっています。
膝関節に対しても、変形性膝関節症・関節リウマチ・骨壊死などに応じて、人工膝関節全置換術(TKA)や単顆型人工膝関節置換術(UKA)を行っており、股関節と同様にコンピューター支援技術を活用した精密な手術を行っています。
股関節・膝関節のいずれにおいても、これまでに培ってきた豊富な経験と最新技術を活かし、患者さんお一人おひとりにとって最適な人工関節治療を提供してまいります。
センター長ご挨拶
当センターでは、コンピュータ支援と低侵襲筋腱温存などのアプローチ、各種のインプラントを患者さんの病態に応じて使い分け、担当医師が責任をもって、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供することを心がけています。
センター長 橋本 佳周
センターの詳細
すべての人工関節適応症例にコンピュータ支援技術を導入し、人工関節の高精度な設置を実現しています。
-
1. 股関節
筋腱を温存するアプローチを採用することで、早期に回復し、痛みが少なく、脱臼の懸念のない「手術したことを忘れる」股関節を目標としています。
-
2. 膝関節
病態に応じて、アプローチや機種を選択し、痛みや違和感のない、患者さん満足度の高い膝を目指しています。
詳しくは、股関節外科および膝関節外科のリンクをご参照ください。
対象疾患
成人の股関節疾患(変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、関節リウマチなど)および膝関節疾患(変形性膝関節症、大腿骨・脛骨の骨壊死、関節リウマチなど)に対して、人工関節置換術を中心とした治療を行っております。
導入している医療機器・技術
- ナビゲーションシステム
CT-based navi、KneeAlign2、N-Navi、NAVISWISS - ロボット
Makoシステム - トラクションテーブル
Rotex Table、AMIS
What’s New
お知らせNews
- 2025.07.31
- 人工関節センターのページを開設しました。