診療科・部門

脳神経外科

Clinical Reserch 臨床研究のお知らせ

『フローダイバーターの有効性と安全性に関する全国悉皆調査』について

『NCD (National Clinical Database』への手術症例登録について

『小児頭蓋内悪性腫瘍の遺伝子診断体制の構築 Ⅰ.髄芽腫、上衣腫』研究について

脳神経外科は脳・神経に関する総合的な診療を担当しており、外科的治療だけでなく、検査や内科的治療も行っています。特に脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷に注力し、脳卒中内科、救命センター、その他関連諸科・部門と協力し、エビデンスに基づいた診断、治療を心がけています。救急については365日、24時間対応可能です。

  • 脳血管障害部門では、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、脳出血に対する開頭手術、脳血管閉塞・狭窄に対する頚動脈内膜剥離術やバイパス手術はもちろん、血管内治療によるコイル塞栓術やステント留置術も積極的に行っています。また、新しい脳動脈瘤治療用ステント(フローダイバーターステント)などを用いた最先端の血管内治療も多く行っています。難度の高い手術・血管内治療も十分な説明の上、積極的に行っています。
  • 脳腫瘍部門では、悪性脳腫瘍はもとより、髄膜腫、下垂体腫瘍、神経鞘腫などの良性腫瘍に対してもナビゲーション装置や内視鏡システム、神経機能モニタリングを用いて低侵襲かつ正確な外科治療を行っています。腫瘍の局在によっては覚醒下手術を行い機能温存と最大限の腫瘍摘出に努めています。また、外科治療と遺伝子診断に基づいた化学療法や放射線治療などを組み合わせた集学的治療も積極的に行い総合的な治療成績向上を目指しています。

脳神経外科では各医師が高い専門性をもって診療を行っていますが、脳神経外科専門医はすべての脳神経疾患を取扱い、特に救急については専門を区別することなく対応しています。