診療科・部門

臨床腫瘍科

概要

臨床腫瘍科は、腫瘍外科と腫瘍内科から構成され現在のところ独立した診療科ではなく、所属医師がそれぞれの診療科と兼任として治療を行っています。毎週行われる臨床腫瘍科カンファレンスでは、主に新規患者の治療方針について診療録と画像を閲覧し横断的に検討を行っています。原発不明がんや多重がんなどは、多くの診療科が参加するCancer Boardで画像や組織診断に至るまで多面的にディスカッションをおこなっています。
腫瘍外科では、四肢に発生する骨軟部腫瘍を中心に胸壁や後腹膜腫瘍に対して外科的治療や化学療法を行っています。腫瘍内科では、呼吸器、消化器、原発不明がんを対象として診断決定のための内視鏡検査や全身化学療法を行っています。また新規薬剤も含めた臨床試験も数多く行っています。
当院は国指定のがん連携拠点病院として、多くの診療科ががんの診断や治療に携わっており、当科はがん診療総合診療科的な役割を果たしていきたいと考えています。

スタッフ紹介 (専門、所属学会・認定)

久田原 郁夫 (特命臨床腫瘍科長・整形外科非常勤医師)
専門:骨軟部腫瘍、後腹膜腫瘍、骨転移
日本整形外科学会(専門医、脊椎脊髄病医)、日本臨床腫瘍学会、日本放射線腫瘍学会、日本がん学会、日本がん治療学会、日本がん転移学会、日本リハビリテーション医学会、日本腰痛学会、日本リウマチ学会(登録医)、日本神経内分泌腫瘍研究会、緩和ケアの基本教育に関する指導者研修終了、米国臨床腫瘍学会

長谷川 裕子 (消化器内科医師・腫瘍内科医師・外来化学療法室長)
専門:消化器がん
日本内科学会(認定内科医)、日本消化器病学会(専門医)、がん治療認定医機構がん治療認定医、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会、日本胃がん学会、日本臨床腫瘍学会(がん薬物療法認定医、指導医)