上肢・手の外科センター
上肢・手の外科センターの概要
センターの概要
上肢・手の外科センターは、生活習慣や災害、スポーツ活動によって発生する上肢運動器、手運動器外傷および疾患全般に関して、整形外科門医の中でも手外科専門医としての知識と技術を基に、最新の医療を提供します。早期診断、保存的・手術的治療ならびにリハビリテーション治療を通して、良質かつ安全で心のこもった医療を提供することに努めます。
センター長ご挨拶
当院整形外科では、長い歴史の中でここ20年余りの間、上肢・手外科における外傷および疾患の診療体制が一時途絶えておりました。私は2022年4月、上肢・手外科診療の再開を目的に着任し、現在4年目を迎えております。
当院の特色である三次救急対応体制、ならびに地域の開業医の先生方からのご紹介を賜り、2024年度は急性外傷132件、慢性疾患108件、合計240件の手術を実施いたしました。手外科領域では、手術のみならずギプス固定などの保存療法や、きめ細やかなリハビリテーションも極めて重要であり、当院では外来でのリハビリにも対応しております。
2024年度より、医師2名体制となり、診療体制がさらに充実いたしました。骨折をはじめとした日常的な外傷においても、ぜひ当院をご受診・ご紹介いただけましたら幸いです。
今後も、近隣にお住まいの患者さんやご紹介いただく先生方からの信頼にお応えすべく、最新の知識と技術をもとに、丁寧かつ質の高い医療の提供に努めてまいります。
センター長 有光 小百合
センターの詳細
骨折・脱臼・神経および腱損傷など外傷全般を取り扱います。橈骨遠位端骨折には手関節鏡を使用した解剖学的整復、神経損傷では顕微鏡下での繊細な修復を行っています。
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- 2025.07.31
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