新型コロナウイルス感染症に関する当院の取り組みについて
新型コロナウイルス感染症への当院の取組及びお願いについて
大阪医療センターでは、新型コロナウイルス感染再拡大の中、下記のとおり対応しております。当院をご利用の皆様におかれましては、ご心配されているかと存じますが、通常医療をできる限り継続しながら取り組んでまいりますので、何卒ご理解とご協力のほどお願いいたします。
①新型コロナウイルス感染症の重症患者受入の再開
大阪府からの要請に伴い、2020年11月13日(金)より受け入れを再開しています。
- 一般の患者さんとは、フロア・導線を区別しておりますので、ご安心ください。
- 様々な感染予防対策を実施し通常診療を継続してまいります。
- 感染予防対策や人員体制の都合により、一部診療体制を変更する場合がございます。
②大阪医療センターでの取り組み
□ 職員による感染対策の徹底
□ 国立病院機構としての使命
国立病院機構は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、指定医療機関として緊急時には、医療を確保するための必要な措置を講ずることとされております。
当院は、現在の感染拡大状況の中、大阪府からの新型コロナウイルス感染症の重症患者受入要請に応じ、地域に必要とされる医療の提供に取り組んでおります。
③ご来院の皆様へのご理解とご協力のお願い
□ 病院内では、マスクを必ず着用してください
□ 病院建物内に入館される際には手指消毒をしてください
□ 令和4年1月11日より面会・外泊を原則禁止していますのでご協力ください
□ 一般外来では、PCR検査を実施しておりません
- PCR検査は万全な感染防止対策が必要であり、一般外来で行える検査ではありません。
新型コロナウイルス感染症の診断目的で受診の方は、下記窓口でご相談ください。
大阪市 新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)
新型コロナウイルスに関する一般電話相談窓口
電話 06-6647-0641(24時間体制) FAX 06-6647-1029
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000490878.html#b
大阪府医師会 会長から大阪府民の皆様へのメッセージ
≪大阪府民の皆様へのメッセージ≫
あなたの大切な人と あなたは もう患者にならないでください
医療者は皆そう願っています
医療提供体制は逼迫しています
医療者たちはこれまでの経験を生かして
府民を守るために重症者用のベッド数を増やしています
軽症・中等症者ベッド数も増やしています
第1波に比べ第3波は確実にベッド数を増やしています
しかし、確実に足らなくなってきています
思い起こしてください
国が本来必要と定めていた「感染者用ベッド数」は大阪府では78人分です
今、大阪府下、すべての病院が協力し、1,300床以上を確保しています
新型コロナ感染症のベッド確保のためには、大きな犠牲を払っています
大学病院や大規模病院では、一部病棟を閉鎖しています
新型コロナ感染者用に利用しています
今、大学病院等では、やらねばならない手術件数は10%以上減っています
高次救急病院では、救急患者をお断りしなければならない状況もあります
大阪府のすべての救急病院と
サポートするすべての病院が協力し何とか体制を維持しています
しかし、確実に受け入れられにくくなってきています
その外出は必要ですか?
その集まりは今ですか?
あなたの大切な人と あなたは もう患者にならないでください
医療者は皆そう願っています
令和2年12月14日
大阪府医師会
地域医療確保・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
大阪府医師会会長 茂松 茂人