診療科・部門

臨床検査科管理室

臨床検査診断部長 眞能 正幸
臨床検査技師長  末武 貢

国立病院機構 大阪医療センター 臨床検査科の特徴

  1. 1検査精度の向上(検査値、信頼性の向上)を目指しています

    正しい検査結果を臨床にお返しするため、ISO15189の要求事項に基づいた品質マネジメントシステムを構築することで、検査結果の精確さの向上に繋げ、精度保証を確立しています。また、臨床 検査技師の各種認定取得や学会発表の促進など、教育に力を入れることも精度保証の一端と考えています。

  2. 224時間緊急検査に対応し、政策医療の担い手を目指しています

    24時間いつでも臨床検査が提供できるように、二交代制をとっています。
    特に当センターは災害医療と三次救急のほか、政策医療面で西日本の基幹病院の役割を担っていることから、臨床検査のトップ集団であることを常に自覚し、臨床検査のさらなる充実に向けて努力しております。

  3. 3院内感染症対策の中心的存在です

    人類の最終的な敵は病原微生物と言われており、各種感染症に対する診療機能を充実することは、最重要課題のひとつです。
    また、院内感染等のリスク管理面においても、臨床検査科はこれら病原微生物をいち早く検出しうる立場にもあり、その意味からも院内感染対策の中心的存在と位置付けられております。

    この様な状況から臨床検査科は、通常診療として提出された各種臨床材料等により得られた結果を基に、各種臨床材料からの主要な分離菌や薬剤耐性菌検出の状況を集積することで医療関連感染対策としての監視に、また抗菌薬感受性率表(アンチバイオグラム)を作成し抗菌薬選択に活用頂ける礎となるなど、診療に貢献出来るような体制強化に努めております。

  4. 4輸血業務を臨床検査科で全て行っています

    臨床検査科輸血管理室として血液製剤の発注・管理を行い、輸血検査業務の全てをここで行っています。
    また、輸血管理室では臨床に有用な情報の提供を行うとともにリスク管理を強化し、安全な血液製剤をいかに患者の皆様にご提供できるかをテーマに積極的に業務改善等に取り組んでおります。