感染制御部長 挨拶

当院の感染制御部は、CREのアウトブレイク対策を契機に病院全体で感染対策を実施する体制として2015年4月に開設されました。感染制御部には、専任医師（ICD）、専従看護師（感染管理認定看護師）、専任薬剤師、専任臨床検査技師、専従事務職員が配置され、院内感染状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等、地域連携、感染管理業務全体を総括します。各部署に感染対策担当者を配置し、診療科・部署と連携し病院全体の感染対策をおこなっています。

近年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、サル痘などの新興・再興感染症の出現、AMR(薬剤耐性)対策は、社会全体でも大きな課題であり感染制御の重要性が高まっています。医療機関同士の連携も求められており、当院も地域の医療機関や行政機関と連携し、情報発信、教育、感染対策支援を行っています。

患者さんにも職員にも安全・安心で適正な医療を提供できるよう、感染制御部としてチームワークを発揮し、活動していきます。

2022年7月1日
感染制御部長　上平朝子