精索静脈瘤手術
2026年7月より、精索静脈瘤に対する顕微鏡下精索静脈結紮術を開始いたしました。
精索静脈瘤は精索内の性腺静脈が瘤化し、疼痛・不快感を生じる疾患です。長期間放置すると、精巣が萎縮する可能性や妊孕性が低下する可能性があります。自然治癒が見込みにくく手術で治療します。
手術の方法は顕微鏡下精索静脈結紮術のほか腹腔鏡下精索静脈結紮術、経皮的静脈塞栓術などがあります。顕微鏡下精索結紮術は外鼠径輪直下の小切開(約2〜3cm)で静脈を確実に結紮・切断しながら、肉眼では識別困難な精巣動脈・リンパ管を温存できる術式です。これにより、術後再発率は1%未満と各治療法のなかで最も低く、精液所見の改善率にも優れ、陰嚢水腫・精巣萎縮などの合併症発生率も低く抑えられます。また、顕微鏡下精索結紮術は、精巣動脈・リンパ管の温存により、術後再発率が低く、精液所見の改善率にも優れ、陰嚢水腫・精巣萎縮などの合併症発生率も低く抑えられます。
当院では、動脈と静脈の識別が困難な場合にICG蛍光血管造影を行いより安全な動脈温存を行っております。