診療内容
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CSII療法/AID療法・CGM検査について
CSII療法(インスリンポンプ療法)とは
リアルタイム CGMセンサー(①,②)を体につけることにより、インスリンポンプ本体(③)に血糖値の目安となるセンサグルコース値が常時表示されます
(下記装着イメージ参照)。自身のセンサグルコース値が常時表示されるため、インスリン注入量(追加インスリンや基礎インスリン)の設定・調節が容易にできます。
自身の設定したセンサグルコース値の範囲を超えた場合に、インスリンポンプ本体がアラームや振動で警告してくれます。
また、センサグルコース値変動から低血糖を予測し、自動的に基礎インスリン注入を停止することで低血糖を予防する機能をもっています。
SAP療法はAID(Automated Insulin Delivery)療法に進化しました。
AID療法(Automated Insulin Delivery療法)とは
SAP療法の進化形であり、低血糖予防機能(SAPの機能)に加えて、高血糖に対しても対応します。
高血糖時には、まず基礎インスリンの分泌を増加させ、それでも改善が見られない場合には補正インスリンを追加で注入します。
CGM(持続グルコースモニタリングまたは、皮下連続式グルコース測定)とは
皮下組織にセンサーを穿刺して、間質液中のグルコース濃度を連続的に測定し(10秒ごとに測定し5分ごとの平均値を記録する)、この間質液中のグルコース濃度を血糖値に近い値(センサーグルコース値)に換算します。結果5分ごとのセンサーグルコース値を連続的に観察できます。
当院では、下記2種類(リブレ2、Dexcom G7)のCGMが使用可能です。
- リプレ2
- Dexcom G7