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HPVワクチンについて

【キャッチアップ接種:2025年3月末で終了予定】

    • 対象は、1997年4月2日~2007年4月1日が誕生日の女性(およそ16歳~26歳)で、HPVワクチン接種を完了していない方です。
    • 2025年3月末までなら、公費接種=無料でHPVワクチンを接種できます。
    • 原則として、住民票のある市町村の医療機関で接種してください。
    • 当院で接種をご希望(大阪市に住民票がある、他市町村から特例手続き済)
    1. 大阪市の「キャッチアップ接種用の予診票」を郵送で入手、もしくは大阪市HPからダウンロードして入手をおねがいします。
    2. 上記予診票と保険証をご持参いただければ接種できます。なお予診票を入手できなければ、接種当日に病院で準備して記載いただくこともできます。
    3. 当院の場合、基本的に事前予約が必要です。月、水、金の10時~15時に「婦人科外来」へお越しいただくか、病院代表番号(06-6942-1331)へ電話をかけていただき、事前にワクチン接種の予約取得をお願いします。
    • 当院初診(患者IDのない方)の方でも、HPVワクチン接種は可能です。
    • 市町村により他の地域にある医療機関でも接種できる場合があります。但し、市町村ごとに対応が異なるため、当院から個別に回答することはしておりません。大変申し訳ありませんが、ご自身で住民票のある市町村に詳細をお問い合わせください。
    • 初回接種を2024年9月末までに終えないと、3回目接種が期限内に終わらないのでご注意ください。
  1. 1HPVワクチンについて(HPV:ヒトパピローマウイルス)

    • 子宮頸がんの90%以上で、「HPV感染」が発症に関与しているとされています。
    • 同じように、「HPV感染」が発症に関与しているとされる病気として、膣がん、外陰がん、肛門がん、中咽頭がん、陰茎がん、尖圭コンジローマなどが挙げられます。
    • HPVは、ごくありふれたウイルスで、200種類以上の型があります。
    • HPVワクチンは、ワクチンがターゲットとする型のHPV感染を、高い確率でふせぎます。つまり「HPV感染」が発症に関与する病気をふせぐ効果があります。
    • ただしHPVワクチン接種により全HPV型の感染をふせげるわけではないため、接種後も定期的な検診は必要です。
    • このほかHPVワクチンに関する詳細は、下記リンク先の内容をご参照ください。

    厚生労働省ホームページ 

    ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

    大阪市ホームページ(大阪市のワクチン予診票はこちらから取得できます)

    大阪市:子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について (…>成人の健康>予防接種) (osaka.lg.jp)

    2ワクチン接種の対象者

    • HPVワクチンの最適な接種タイミング(最大の予防効果が得られる)は、性的活動が始まる前です。定期接種(公費=無料)として小学校6年生~高校1年生相当の女子が対象となっています。公費接種は原則、住民票のある市町村の医療機関で受ける事になっています。
    • 公費接種の対象となっていない女性がHPVワクチンを接種する場合、自費診療となるため接種費用が発生します(医療機関によって異なります)。
    • 公費接種と異なり自費診療の場合は、HPVワクチンを取り扱っている医療機関であれば市町村問わず全国どこでも接種することが可能です。

    3ワクチンの種類

    現在、国内で承認されているHPVワクチンには以下の3種類があります。

    1. サーバリックス®(2価);当院では取り扱っておりません。
    2. ガーダシル®(4価);1回18900円×3回=56700円(税込み)
    3. シルガード9®(9価);1回28300円×3回=84900円(税込み)

    これらのワクチンは、それぞれ異なるHPV型に対する予防効果を持ち、原則3回の接種が必要です。

    4接種スケジュール

    1. 2回目の接種は1回目接種から2カ月後、3回目は1回目接種から6カ月後に行います。
    2. 1回目の接種を15歳未満で行った場合は2回接種となり、2回目は1回目接種から6カ月後に行います。

    5当院で接種をご希望される場合

    1. 事前予約が必要です。原則として毎週月曜日の13時~15時に接種枠を設けています。どうしてもご都合がつかない場合、水、金でも対応可能な場合があります。
    2. 月、水、金の10時~15時に、直接「婦人科外来」へお越しいただくか、病院代表番号(06-6942-1331)へ電話をかけて頂き「婦人科外来」につないでもらってください。
    3. 当院初診(患者IDがない)の方でも、HPVワクチン接種は可能です。
    4. 公費接種を希望される場合、原則として住民票のある市町村の医療機関で接種していただくことになっています(当院の場合は大阪市)。
    5. 市町村により他の地域にある医療機関でも接種できる場合があります。市町村ごとに対応が異なるため当院から個別に回答することはしておりません。大変申し訳ありませんが、ご自身で住民票のある市町村に詳細をお問い合わせください。

    6接種当日のお願い

    • 当日は「予診票」「保険証」「当院の診察券(初診の場合は不要)」をご持参ください。
    • 可能な限り「予診票」を入手して、必要事項を記載してご持参ください。事前に入手できなかった場合は、婦人科外来の受付で受診時に申し出てください。
    • 利き腕と反対側の上腕にワクチンを接種します。肩までまくり上げやすい服装でお越しください。
    • 副作用を早期に発見し対処するため、ワクチン接種後に約30分間、院内での経過観察時間を設けております。ご了承ください。

HPVワクチンに関する情報

厚生労働省ホームページ 

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

大阪市ホームページ(大阪市のワクチン予診票はこちらから取得できます)

大阪市:子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの接種について (…>成人の健康>予防接種) (osaka.lg.jp)