病棟・外来
病棟
大阪医療センターの消化器外科・呼吸器外科は東西9階病棟が連携して、術前~術後の看護を提供しています。手術目的での入院のほかに、術前・術後の化学療法や放射線療法を受ける患者の看護も行っています。
看護体制は東西9階とも2交代制を行っており、2チームによる固定チームナーシングで日々の看護を提供しています。
当院では消化器系・呼吸器系のすべての疾患に対し手術を対応しているため、ほとんどの手術の患者さんに対してクリティカルパスを導入しており、それをもとに、術後の早期回復にむけて患者さんと一緒にとりくんでいます。また、知識・技術を日々病棟全体で向上できるように医師主催の勉強会を開催したり、スタッフ同士で勉強会を開催するなどして日々努力しています。
また、術後の栄養管理について医師・看護師だけでなく、薬剤師・栄養士などとカンファレンスをしたり、がん性疼痛のケアでジレンマが生じたりするとPCCカンファレンスを緩和ケアチームとともに開催するなど、多職種との連携も積極的に行っています。
日々状態の変化が著しい患者さんが多い中で緊張感を持って仕事をしていますが、お花見やスキー、忘年会などのレクリレーションも看護師だけでなく医師なども一緒に参加して毎年行っています。息抜きもしながら、チームワークよく、患者さんが一日でも早期回復なることを目標に日々実践しています。
外来
外科外来は、手術、抗がん剤治療、放射線療法、ホルモン療法、治験など、様々な治療を受ける方が通院されます。できるだけ不安や、病気と治療に伴う症状をやわらげ、納得した治療を受けながら、療養生活が送れるよう、心掛けております。そこで、診察前の問診では不安な点やお体の症状を詳しくうかがい、スムーズに診察へと繋げられるようにしています。また、入院後スケジュールのご案内、病気や治療についての気がかりのご相談、ご家族としてのサポートの方法、自宅での過ごし方のアドバイスを行っています。退院された患者さんには、退院後初めて来院された外来でご自宅での様子をうかがい、退院後の生活のサポートを行います。
患者さんが安心して、よりよい治療や療養ができるよう、必要時には、主治医との橋渡しや、認定看護師、薬剤師、栄養士、医療相談員などの専門家との連携を行っております。不安やお困りのことがあれば、受付のクラークや看護師へご相談ください。