ロボット支援下手術
ロボット支援下手術
2021年1月からダヴィンチXiシステムによるロボット支援下手術が始動いたしました。ロボット支援下手術は2012年に前立腺癌に対する前立腺全摘除術、2016年に腎腫瘍に対する腎部分切除術、2018年に膀胱癌に対する膀胱全摘除術、2020年には腎盂尿管移行部狭窄に対する腎盂形成術、2022年には腎癌に対する根治的腎摘除術、腎盂尿管癌に対する腎尿管全摘除術が保険適応となっています。
ロボット支援下手術は腹腔鏡手術と同じように小さな切開創で、外科医の操作に従って内視鏡・メス・鉗子を動かして行う内視鏡手術です。ダヴィンチXiサージカルシステムはより複雑な手術を可能とするため開発されました。
高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像のもと完全に医師の操作によって人間の手の動きを正確に再現する手術機器です。術者は回転する手首を備えた鉗子を使用し、精緻な手術を行うことができます。
当科では2021年1月から前立腺癌に対する前立腺全摘除術、腎腫瘍に対する腎部分切除術を開始し、2022年から膀胱癌に対する膀胱全摘除術、腎癌に対する根治的腎摘除術、腎盂尿管移行部狭窄に対する腎盂形成術を行なっています。当院にはダヴィンチサージカルシステム指導医1名、資格取得医3名が在職しており、従来から行ってきた腹腔鏡手術に加え、より精緻でより安全な治療を患者さんに提供できるものと確信しています。