遺伝カウンセリングの流れ
1 問い合わせ
主治医に遺伝カウンセリング希望と伝えていただくか、問い合わせフォーム、✉408-iden@mail.hosp.go.jp、または電話(06-6942-1331)に電話をかけ、遺伝カウンセラーにと伝えてください。後日、遺伝診療センターからご連絡します。問診にて遺伝性腫瘍の可能性が考えられる場合、遺伝カウンセリングをお勧めします。
※ 返信までに数日から1週間ほどお待ちいただく場合があります。プライバシーは厳守します。
2 初回の遺伝カウンセリング(ご予約が必要です)
医師、遺伝カウンセラーによる遺伝カウンセリングです。通常の診療よりも時間をかけて家系図を作成し、遺伝の可能性について検討します。遺伝子とがんの関係、遺伝子の検査、検査のメリットとデメリット、結果をどのように活かせるか、血縁者のこと、検査を受けない場合の対策など、ご希望をうかがいながら一緒に考えます。
※事前に、可能な範囲で血縁者の方の病歴や診断時の年齢をご準備ください。
3 遺伝学的検査(希望された場合)
検査を希望された場合、同意書を作成し、採血を行います。検査は外部の検査機関で実施されます。結果がわかるまでに2-4週間程度かかります。(別途、遺伝子の検査費用がかかります。詳しくは遺伝カウンセラーにお尋ねください)
4 結果説明の遺伝カウンセリング(ご予約が必要です)
遺伝子の検査の結果についてご説明します。結果に基づいた適切な健康管理、血縁者の方との情報共有などについてご提案します。遺伝子の検査を受けないと決められた場合も、その後の状況の変化や希望に応じて、引き続き遺伝カウンセリングの受診が可能です。不明な点があれば、何でもお尋ねください。