診療科・部門

大動脈弁狭窄症

病気の説明

病気の説明

定期受診により手術時期を逸さないことが大切です。心雑音を指摘されたり、胸痛、一過性の意識消失、日常生活の中での息切れ、動悸などがあったりすれば速やかに受診が必要です。

症状

長らく無症状で経過することが多いですが、病気が進行すると、胸部圧迫感や胸痛、一過性の意識消失や眼前暗黒感、さらに進行すると息切れ、呼吸困難などが出現します。

検査

定期的な問診と診察、採血検査(BNPなど)、心電図、胸部レントゲン写真、心エコー検査が必要です。また、心臓外科術前精査が必要となった場合は、入院して心臓カテーテル検査や経食道心エコー検査が必要となります。

治療

外科手術(大動脈弁置換術)またはカテーテル治療(経カテーテル的大動脈弁植え込み術)を行います。個々の患者さんにとってどちらの治療が適切か、内科と外科合同のハートチームで十分に検討し、決定します。