入院中の食事
食事時間
食事時間は下記の時間が基準となりますが、全病棟(15病棟)の配膳には時間がかかるため病棟により多少前後する場合があります。
食事内容
医師の指示により患者さまの病状にあった食事を用意させていただきます。食事の種類には、特別な制限のない常食と、治療上制限が必要な特別食があります。医師から特別食の指示があった場合は、治療上必要でありますのでご承諾をお願いします。なお、特別食ご提供について別途料金が発生するものではありません。
ご入院中の患者さまで、食事が食べられない方、栄養障害のある方には、医師・看護師・栄養士・薬剤師などの専門スタッフが連携し、最適な栄養の提供を目指す栄養サポートチーム (Nutrition Support Team)が対応いたします。
食事の種類
- 常食(A~C)
- 学齢食(A~C)
- 妊産婦食
- 軟菜食
- 分菜食
- 流動食
- 高血圧食
- 幼児食
- 離乳(A~D)
- 調整乳
- 術前経口補液食
- ライト、ライトソフト、術後ライト食
- 形態調整食(トロミ、嚥下食1、嚥下食2、嚥下食3
- 経管栄養食
- 循環器食(1~4)
- 透析食(5~6)
- 腹膜透析食(7~8)
- 蛋白制限食(9~13)
- 脂質異常食(A~D)
- 肥満食(A~D)
- 糖尿病食(A~D)
- 髙尿酸血症食
- 膵臓病食(A~B)
- 肝臓病食(A~C)
- 消化管術後食
- 注腸検査食
- クローン食
- 潰瘍食(A~B)
- 貧血食
お食事によって食物アレルギー症状が発生する患者さまには、除去食をご用意させていただきますのでお申し出下さい。
治療上や検査などにより、禁食や食事の変更がある場合があります。
行事食
病院食でも、季節や祝祭日を感じることができるよう、毎月1回以上の行事食を取り入れるようにしています。
また、行事食には、患者さまへのメッセージカードも添え楽しみのある病院食を目指しています。
PC食(pain control食)
放射線療法に伴う口内炎や、咽頭痛などにより食事通過が困難な場合、また、ターミナル期など、どの食種も摂取できない患者さま用の食事です。
担当栄養士が患者さまと相談して、個々にメニューを作成します。
ライト食
がん治療に伴う食欲低下時の対応食です。
見た目は常食の半量程度とし、栄養量は基礎代謝を満たす内容に調整しています。
患者さまへの嗜好調査結果から、味付けは濃いめ(塩分約10g/日)とし、特殊栄養食品を付加してビタミン・ミネラル(特にZn・Fe)を強化しています。