施設紹介
大阪医療センター産科(西5階病棟)の特徴
●総合病院であることを活かして合併症妊娠・ハイリスク妊婦も受け入れ、関係診療科と連携を取りながら診療・看護をしています。
合併症の症状にあわせた安全なお産を提供いたします
※主な合併症:子宮頸がん・子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍・糖尿病・HIVなどの感染性疾患・自己免疫疾患 その他(ご相談下さい)
●妊娠期から出産・産褥・育児に至るまで、助産師が継続的にかかわります
当院では病棟に所属する助産師が外来を兼務しており、赤ちゃんとお母さんにやさしい一貫したケアを提供しています
妊婦健診
●保健指導の充実に力を入れています
- 初期・中期・後期の各時期には、必ず助産師が指導をおこないます
- 援助の必要な妊婦さんには、妊娠の早い時期から医師・ソーシャルワーカー・地域の保健師・助産師等と連携してサポートします
- 不安が強い方には、毎回の健診で助産師が面談して不安の軽減に努めます
★充実したマザークラス(集団指導)
妊娠中や出産に向けて安心して過ごして頂けるように、初期・中期・後期にお話しします
また、妊婦さん同士の交流が出来る場所を提供しています(現在休止中)
★産後の育児についての個別指導
母乳育児などママが希望する育児方法をお聞きすることで、産後にスムーズなサポートができます
★入院となった妊婦さんに充実したケア
切迫早産などで入院となれば、受け持ち助産師が、ひとりひとりに合わせた充実したケアを提供します
分娩
●できるだけ人工的な介入の少ない分娩を心がけています
正常分娩経過と判断される場合は、原則として陣痛促進剤の使用は行いません
●医師の立ち会いのもと、助産師が分娩の介助を行います。
24時間産科医師が対応します
●小児科・手術室などと密に連携しています
出生後の赤ちゃんは、全員、小児科医師による診察を行っています
分娩中にもし帝王切開が必要になれば、麻酔科医師の管理のもと24時間迅速に手術が行えます
●分娩後、もし出血が多くても、必要な時は迅速に輸血を実施できます
●LDR(居室型分娩室)があります
※LDRとは、陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室で、陣痛からお産後まで同じ部屋にいることができ、周囲を気にせず、リラックスして過ごすことが出来るお部屋です。
出産後
●母乳育児を推進しています!
出産直後からママの状態に合わせて母児同室を実施しています
※新生児室にて赤ちゃんを預かることも出来ます
●母乳育児・ミルク授乳・沐浴等について、丁寧に指導します。
退院後の育児についても、わからないことは何でも聞いて下さい
●ママの状況に合わせた授乳方法など、毎日カンファレンスをして統一したケアを行っています
退院後
●乳房外来を実施しています!
産後の2週間健診、乳房外来を開設しており母乳育児に関する相談を受け付けています
※費用:2000円、他院出産の場合は初診料金が別途かかります
●24時間、電話相談を受け付けています
その他
●当院はOGCS(産婦人科診療相互援助システム)の基幹病院です
※早産等で母体搬送が必要な場合、府内の基幹病院に速やかに搬送を行います
※また、近隣の施設からの母体搬送も受け入れています
●当院はNMCS(新生児診療相互援助システム)加盟施設です
※新生児の集中治療が必要と判断されれば、NICU(新生児集中治療室)のある施設に速やかに搬送します
●当院では、分娩予約の制限はしておりません
病棟紹介
受付
病棟の入り口です。
ここで病棟に来られた皆様をお迎えします。
お部屋のご案内
お産のお部屋⇒陣痛室6床・分娩室2室・LDR2床
産後のお部屋⇒4床室 個室(トイレ付・トイレなし 有料)
新生児室
※主に産前・産後の方と婦人科の患者様がおられます。